紹介 | 天鷹酒造のある栃木県大田原市は、那須高原南端の那須山から流れる那珂川と塩原渓谷から流れ出る箒川に挟まれた緑か豊かな田園地帯にあります。
初代蔵元の口ぐせは「辛口でなければ酒ではない」。その想いを守り続けて八十年、甘口の酒は一度も造ったことがなく、辛口男酒一本やり。県内産の酒米だけを原料に用い、古い発想にとらわれることなく、新たな味を造りだす挑戦も続けています。また、醸される純米酒の80%が栃木県内で飲まれるなど、地元の人々に愛されています。
天鷹酒造では2000年代を前に、地元・栃木の安心して飲める蔵元でありたいとの想いから「米作り酒造りの会」を立ち上げました。当時は“有機”の定義もありませんでした。その後、有機JAS法が制定されたのを機に蔵元と農家が一丸となり挑戦し、造ったのが【有機純米酒天鷹】です。
「有機純米酒天鷹」と表示するためには「混ざらない、汚染させない、記録を取る」ことが欠かせません。天鷹酒造では酒を造る蔵人だけでなく、有機米を造る農家もスタッフの一員として、これらを守ってきました。原料から最終製品まで一括管理がされています。
天鷹酒造は「有機清酒」を通して、人と環境にやさしい酒造りを目指しています。 | |