生産・製造者紹介 Producers Database
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産製造者名加賀の井酒造新潟
紹介1650年創業。
酒どころ新潟県の酒蔵メーカーのなかでも、最も古く歴史のある新潟県糸魚川市にある酒蔵です。加賀三世・前田利常公の時代から、加賀・前田家の糸魚川本陣を務めていた小林家が代々当主を努めています。酒銘でもある「加賀の井」は、前田利常公から命名されました。
17代目になる現当主は、今までの杜氏に「任せる酒造り」から、自ら「行う酒造り」に移行し、飲む人に楽しんでもらえる酒作りに心血を注いでいます。

加賀の井酒造では、隣接するヒスイ峡の石灰質の地層を通った雪解け水の伏流水を仕込みに使用。その水は、新潟県では珍しい硬水で、軟水で仕込む「淡麗辛口」とは違う、硬水ならではの「淡麗旨辛口」に醸されます。新潟県内で造られる他の酒とまた違った味わいが楽しるのも特長です。

仕込み米には、エコライス新潟から新潟産酒造好適米「五百万石」、「たかね錦」、「越淡麗」を仕入れ、それぞれの特長を活かした味わいになる造りをしています。五百万石はキレ味、たかね錦は濃醇な旨味、越淡麗はまるみのある味わいを意識して醸しています。海の幸も、山の幸も食する事ができる新潟県糸魚川の蔵元として、『食中においしく 飲めるお酒を!』をモットーに醸してます。白身魚のお刺身と冷酒でお飲み頂くのがおすすめです。また、純米料理酒は、米の旨味が存分に出るよう、仕込配合、こうじの作り方なども研究しています。

2016年末に近隣で発生した火事により、弊社を含め地域一帯が焼失しました。この地から再び美味しいお酒をお届けできるよう全力で取り組んでいます。

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