 紹介 | 木次乳業は1962年に設立しました。当時は近代農業の尖兵で、農薬や化学肥料の恩恵を受けていました。しかしそれが原因と思われる乳牛の疾病が発症。それが、今でいう有機農業らしい事に回帰するきっかけとなりました。
そうした中で、1975年パスチャライズ牛乳の開発に着手。生産者自らが三年間飲み害のないことを確かめ、1978年日本で初めてパスチャライズ牛乳の名称で販売を開始しました。
牛乳の良し悪しは牛の健康とその環境に大いに依存することがわかり、風土に順応すべく系統繁殖や小型経営にして牛の健康に気を使っています。現在は究極の牛乳生産のありかたを求めてブラウンスイス種を導入し奥出雲の地形を利用した山地酪農も実践しています。
また、牛乳の殺菌方法にパスチャリゼイションを選択しています。63℃-30分間という殺菌条件は牛乳中の性質変化がほとんどなく、栄養が吸収されやすくなっております。牛乳は温度に対してとてもデリケートですので、温度管理には特に気を使っています。
各種牛乳はもちろん、きすきヨーグルト、スーパープレミアムアイスクリーム「マリアージュ」を特におすすめします。味・素材・健康にこだわった商品です。すべてのお客様に満足していただくことは容易ではありませんが、私たちも消費者の一人と考え自分たちが安心して「食べたい」とおもえるような商品をこれからもお届けしていきたいと思っています。
現在日本人は経済的な豊かさを求めるあまり、心の豊かさを失ってはいないでしょうか。食べ物についても効率、合理性を追ったために「食べ物はいのちの根元」という大切なことを忘れかけてはいないでしょうか。そこでふと立ち帰った時に、私たち木次乳業は皆様にとって細々と光る灯火のような存在でありたいものです。 | 
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