紹介 | 1806年(文化3年)創業、約200年の歴史を誇り、地元では「菊乃井」の名で知られる老舗の造り酒屋です。
藩政時代からの伝統建築が今も残る黒石市の「こみせ通り」。日本の道百選にも選ばれたこの通りに、当時の面影をそのまま残す鳴海醸造店はあります。黒石市の有形文化財にも指定されている築200年以上たつ鳴海家の家屋は、4月から10月までは作業場や庭園が一般でも見学できるほか、「冬のこみせ」では雪見酒の会場として座敷も開放されます。
周囲を八甲田山と岩木山に囲まれ、地元青森産の米、清らかな雪どけ水が湧く井戸水を用い、現在では人数が少なくなった津軽杜氏によって造られるお酒は、まろやかさの中にキレのある逸品ぞろい。
また、1962年の就農以来、有機農業に取り組み、その技術と経営には定評のある青森・中里町自然農法研究会・三上新一さんが栽培する酒米を使用しての純米酒醸造や他の酒蔵に先駆けて古代米での醸造など次々に新しい試みにも挑戦しています。 |    |