生産・製造者紹介 Producers Database
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産製造者名高坂農園長野
紹介高坂 友三

主な栽培作目:レタス・キャベツ・キュウリ・ブロッコリー    

面積:畑1.2ha 田んぼ1.2ha

農業暦:3年(自営で)

有機農業暦:3年          

栽培圃場の特長(地域も含めた)
・標高600m位の中山間地です。中山間地ではありますが、空が広く日照時間も長い所です。
・地域的には夏でも朝晩が涼しいので、夏秋きゅうりを栽培する農家が多く味もいいようです。
・私の圃場は私の就農前は遊休荒廃地だったところも多く、今のところ病害も少なく土も偏りが少なく野菜が作りやすい気がしています。

有機農業をはじめたきっかけ
・就農前は環境系のNGOで有機農業を指導していました。もともと自然が好きで環境問題に興味があったので、就農の際は迷いなく有機農業を選びました。農業は自然そのものとは違うので、有機農業でも有機肥料を入れることで環境汚染につながっていると思っています。できるだけ負荷がかからないように、また身近な資材を有効活用していけるよう努力しています。

畑の楽しいこと・嬉しいこと
・やはり自分で満足のいける美味しい野菜ができると嬉しいです。また消費者にそのようなお声をいただくときもうれしいです。
・朝の農作業での凛とした空気や、奇麗な景色、昼の暑い作業を癒してくれる風などふとした時に自然を感じられるとき、充実感があります。
・子どもや家族(子供はまだ小さいので)が一緒に畑で作業できること。

畑の大変なこと・苦労すること
・まだまだ未熟なため、思うように野菜を作れないことが多いです。野菜や土を見る目をもっと養っていきたいと思っています。
・露地栽培中心なのでどうしても夏場に作業が集中してしまうこと。

現在取り組んでいること、これから挑戦していきたいこと
・地元阿智村でも農業者は高齢化し、遊休農地が増えるなどの問題があります。地域の農業関係者と連係してこうしたことにも取り組んでいきたいです。地元の有機農家とは今、少しづつ連係し始めています。
・定期的な土壌診断を行っていますが、その回数を増やしたり、その他の方法で自分の野菜のことをより客観的に・具体的に見られるようにしていきたいと思います。野菜を見る目をもっと養いたいです。

東日本大震災の影響はなにかありましたか。今後の影響についての考え
・具体的にはないですが、漠然とした悲しさや不安感はいたるところで感じます。
・津波・塩害・放射線汚染とも農業における被害は甚大なので、当分農業分野でも不安定な点は多いと思います。個人的には、今までにも増してしっかり食糧を供給できる農家でいたいと思っています。

消費者へのメッセージ
・美味しい野菜をお届けできるよう努力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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