生産・製造者紹介 Producers Database
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産製造者名芝原水産徳島
紹介明石海峡大橋から淡路島をひた走るとうずしおで名を馳せる大鳴門橋から大毛島に入ります。今は橋でつながる大毛島は四国四県の玄関口。高速道から鳴門海峡を見渡せるところに芝原水産の加工場と自宅があります。
農業で生きてきた先代のお父さんが70年代にわかめの養殖を始め、二代目の芝原一弘さんが会社組織にしました。

わかめの養殖場は、大毛島東側の鳴門海峡と南西側の小鳴門海峡にあります。養殖には適度の潮流と砂地であることが条件で、イカリを下ろした養殖イカダが流れない事が重要。台風や大きな低気圧は大敵です。3月一杯までわかめの成長と収穫に気を揉みます。

芝原水産では種作りと育苗を自分で行い、来春の収穫を待つわかめの苗(胞子)は、夏の時期ひっそりと暗い水槽の中で、田植えとも言うべき10月の海に入れられるのを待っています。
芝原さんは真夏の農作業である鳴門金時芋の面倒を見ながらわかめが穏やかな天候で大きく育つことを祈っています。農作業は年間の2割程で残りはわかめにかかりきりです。

春に収穫したわかめは1年分塩蔵保管されます。また、同じ漁協の仲間からも原料を分けてもらいます。

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