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野菜や果物は、収穫後も呼吸しています。水分の蒸散を防ぎ呼吸を抑制することが保存のポイント。濡らした紙や鮮度保持袋を使うとより効果的です。その野菜・果物に適した温度や方法を知り、上手に保存し、無駄なくおいしく食べ切りましょう。
《保存のコツ》
1.袋から出す
配送時の包装袋から出し、傷みや熟度をチェックしてから保存する。通い箱に入れたままや、冷蔵庫に直行はトラブルのもと。
2.包む
葉物類は、湿らせた紙で包んでポリ袋に入れてから冷蔵庫の野菜室へ。鮮度保持袋も有効です。
3.立てておく
畑にいた時に近い状態で、エネルギーを消耗しないように保存する。
4.切り口や傷をなるべくつくらない
野菜は切り口から傷みます。キャベツや白菜などはできるだけ切らずに、外葉から剥がして使うほうが日持ちします。
5.根と葉は別々に
大根やかぶなどは、届いたらなるべく早めに葉を切り落として別々に湿らせた紙に包んで袋に入れて保存します。葉が付いたままにしておくと、葉から水分が蒸散し"ス"が入りやすくなります。
6.果物は冷やし過ぎに注意
メロン・パイナップル・スイカなどは、冷やし過ぎると甘さが損なわれます。食べる2〜3時間前を目安に冷蔵庫に入れましょう。
7.下処理して冷凍保存
根菜や葉物は茹でて、ねぎなどの薬味は刻んで、大根や長芋はおろしてなど、ひと手間かけて小分けして冷凍。使う分だけ取り出して調理できて便利です。スープや煮物に使う野菜を硬めに茹でて、冷凍保存しておけば忙しい時に調理時間が短縮できます。自家製冷凍食材は密封容器等で保存し一ヶ月を目安に使い切ります。日付記入がポイントです。
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