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産地はオラッチェが静岡丹那盆地、アルプスがその名の通りアルプスの麓、飛騨高山です。原料の低温殺菌牛乳の質や、酪農環境や飼料内容にはほとんど優劣はありません。日本の乳製品の中ではトップレベルだと考えています。あえて違いをあげると、アルプスバターがヨーロッパの伝統的な木製のバター製造用具を使っていて、オラッチェはステンレス製の設備であること。そして、オラッチェの塩分1.85%に対して、アルプスが1.0%であること。相対的に塩分が少ないアルプスバターは、無塩バター替わりに菓子づくりにもおすすめです。どちらも優良な牛乳でより自然に作られているので、冬と夏ではバターの色が微妙に変わります。食べ比べると違いはあるのですが、うまく表現できません。どうぞお試しいただいて、お気に入りを見つけてください。
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