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それぞれ、栄養価や使い方に特徴があります。どうぞお試しください。
1．もちきびとたかきびについて
もちきびとたかきびは、まず見た目にはっきり違いがあります。もちきびは黄色、たかきびは薄紅色をしています。粒はたかきびの方が大粒です。
もちきびは、たんぱく質をはじめ、ビタミンＢ１、B２、カルシウム、鉄分等が多く含まれています。ご飯やお粥にまぜると、ねばりがでてとてもおいしくなります。お米1合に大さじ1〜2杯いれて混ぜ合わせ炊いてください。
たかきびは、アフリカ原産の雑穀で中国名は高粱(コウリャン)。もちきびに比べて大粒で、ポリフェノールを含み薄紅色をしています。食物繊維も多く含んでいるので女性には特におすすめです。苦みのある外皮部分をその独特の色味を損なうことなく絶妙のバランスで精白した、見た目も美しく食べやすいたかきびです。お米に１割程度混ぜると淡い赤紫色のご飯が炊き上がります。水加減は少し多目、浸水時間も少し長めに。弾力のある食感と炊き上がりの色が挽き肉のようなので「ミレットミート」の愛称があり、ハンバーグを始め、様々な挽き肉料理にも利用できます。マグネシウムをはじめ、亜鉛、カリウム、銅、ビタミン１、B２、カルシウム、鉄分等が多く含まれています。
2．白干しひえについて
品名は白干し(しらぼし)ですが、色は白ではなく薄い茶色(五分づき米くらいの色)です。産地の岩手県では、蒸し加工などがされていない乾燥し精白しただけのひえのことを白干しひえと呼ぶそうです。くせがなく、ご飯やお粥にまぜておいしく食べられます。お米1合に大さじ1〜2杯いれて混ぜ合わせ炊いてください。
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