Organic Q&A
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夏の野菜 時々あるご質問
キーワード野菜
回 答
      Q.ししとうが、まるで唐辛子のように大変辛かったです。あまりに辛くて食べることができませんでした。どうして? 見た目には普通のししとうでしたが?
      A.ししとうがたいへん辛いというご連絡は、お盆の頃からに限られています。辛くなる時期が一定しているため、お盆を過ぎる頃から変わる生理的な障害ではないかと考えられますが、今のところ原因が解明されていません、また見分ける方法や、辛さを取り除く方法も判っていません。申し訳ありません。そのような場合は、宅配会員窓口やご利用の販売店にご連絡ください。


      Q.ゴーヤ(にがうり)を調理しようと思い、切ったら種やワタの部分が真っ赤でした。食べられますか?
      A.中が赤いのは熟してきているためです。カビが生えていたり、腐敗臭がしたり、トロケていなければ食べられます。


      Q.モロヘイヤには毒がある部分があるとと聞きましたが本当ですか?
      A.モロヘイヤは、エジプトを中心に北アフリカ、中近東で広く栽培されているシナノキ科の1年生植物で、葉の部分を食べます。ビタミン類、ミネラルに富んでいて、生の状態ではほうれんそうの5倍のカルシウムを、また人参の1.2倍のβ-カロチンを含んでいます。エジプトでは「王様の野菜」と言われており、クレオパトラの美しさの源であったとも伝えられています。
      完熟したモロヘイヤの種子や茎には、「ストロファンチジン」という物質が含まれていて、大量に食べると中毒を起こすといわれています。
      国立医薬品食品衛生研究所が1997年に行った検査では、食用になるモロヘイヤの葉からは「ストロファンチジン」は検出されませんでしたが、完熟した種子や茎からは検出されました。この結果を受けて厚生労働省では、食用として市販されているモロヘイヤには、完熟した茎や種子の部分は含まれておらず危険性はないが、家庭などで栽培する際には子どもが誤って種子を食べたりすることもありうるので、管理に気をつけるよう呼びかけています。

      生産者は、種子のできたものを出荷しないよう厳重に注意しています。入荷時の品質チェックでも確認しておりますので、種子のついたモロヘイヤがお手元に届くことはありません。なお、開きかけのつぼみや黄色い花が咲いたものが混じることがまれにありますが、つぼみや花には「ストロファンチジン」は含まれませんのでご安心ください。

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