オーガニックレシピ OrganicRecipe Database


作ってみました
前へ
次へ
一覧に戻る
使い方
 
02.定番料理に一工夫
芋煮会
薄切り肉の最も美味しい食べ方として私の育った山形の強度料理いも煮会をご紹介したいと思います。秋になると、山形市内では、三三五五河原に集い、学校や職場の仲間などとさといもを煮てたべるという習慣があります。一人で最低五回は参加するという秋の一大イベントです。もちろん我が家の人気メニューの一つです。
材 料
        五人前(本当は最低でも二十人分位作りたいのですが)
        -A 薄切り牛肉1kg(こってりした方が美味しいので、バラ肉とロースを半々位。切り落としだと格段に味が落ちますのでここは奮発しましょう)
        -B さといも5kg
        -C 板こんにゃく(白い物)2枚
        -D とうふ1丁
        -E ネギ 太いもの5本

        と、いたってシンプルな材料です。
        調味料(しょうゆ、砂糖、日本酒)

 

作り方
A 薄切り牛肉は3〜4cmの長さに切っておきます。 B さといもは皮をむいてゴルフボール位の大きさに切りそろえておきます。 C こんにゃくは指で小さめの一口大に(巨峰一粒分)にちぎります。  これは決してナイフで切ってはいけません。  子どもたちに手伝わせてみて下さい。  ニュルニュルの感触に大喜びすると思います。 D とうふは3〜4cm角に切ります。  これはちぎって入れると汁が濁りますのでご注意ください。 E ネギはすき焼きに入れるように大きめの傾切りにします。 -1 大鍋に里芋、こんにゃくを入れ、たっぷりの水を加えて火にかけます。ほどなく、里芋特有の泡がでてきて、フワーッと盛り上がりますので、吹きこぼれる直前にすかさず火を止め鍋の蓋をずらしてお湯を全部捨てます。 ※ここが大事で、決して雅な京料理のように、里芋を水で洗ったりしないでください。 さりとて、ここで手抜きをして直煮にしますとにごっただけの田舎料理になってしまいますので、必ず下ゆではして下さい。 要はほどほどのぬめりを取り除きながら里芋の身上のぬめりを活かすということです。 -2 こうしていったん湯切りをした後、すぐ水をいれ、再び火にかけます。(水の量は里芋、こんにゃくの2倍位のかさになる位) 再びふっとうしてきたら、砂糖、しょうゆ、日本酒を加え、量をお教えできないのが残念ですが、汁物よりもかなり強めの甘辛味にします。 -3 調味料が入ったら、牛肉をバラバラと重ならないように鍋にいれます 入れた直後からかなりのアクがでますのでこまめにすくって捨てて下さい  -4 このまま蓋をして里芋がやわらかかくなるまで弱火の中火で煮ます。30分位が目安でしょうか、割り箸がスーッと里芋に刺さるようになったらできあがりです。 -5 さあ、仕上げです。とうふ、ネギを入れ、味をみながらしょうゆ、砂糖を加えて、できあがりです。あつあつを召し上がって下さい。