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米ぬか利用
●米ぬかを使った簡単料理
糠(ぬか)は、“康やかなる米”
米ぬかは粒子が大きく食感(舌触り)があまりよくないので、米ぬかを料理に使うときは、鍋に米ぬかを入れて弱火で炒り、ぬかの香ばしい匂いがしてきたら、火を止め、広げた新聞紙などに早く冷めるように平らにあけます。こうして<炒りぬか>にしてから使うようにしましょう。実際、甘みがでてきて、きな粉の味に近くなります。
使う量は、10〜50%を、まぜるとかまぶす、あるいはふりかける、といったふうな使い方をすると、あまり抵抗なく食べられます。まるまる100%だとやはり食べにくいです。
●米ぬか利用の基本
焼きそば、焼きうどん、白和え、ねぎぬた、ホウレンソウのお浸し、みそ汁、牛乳、スープ、カレー、天ぷらの粉に、卵焼きなどなど。
炒って、すり鉢で細かくした、いわば調理用米ぬか(炒りぬか)をひとつかみ、ふりかけ、まぶし、まぜてみましょう。
米ぬか天ぷら
米ぬかに、炒りごまとごぼうのきんぴらをまぜて水で溶き、ふつうの天ぷらの要領で揚げるだけ。サクッとした歯触りと、米ぬかとごまの香ばしい香りがただよってきて、子どものおやつとしても最高です。
だんご汁
蒸したさつまいもをつぶして、その中に小麦粉と小麦粉の3分の1ほどの炒ったぬかを軽く混ぜ、塩少々と卵を加えてしっかりと練ります。これを一口サイズのだんごにします。具のほうは根菜類を多く入れ、その根菜類からいろいろな栄養素がだんごに染み込むようによく煮込み、昆布のだし汁とみそとで味を整えます。そこへだんごを適当にのばしながら鍋にちぎり入れてできあがり。
米ぬかふりかけ
ごま、かつお節、海苔、ゆかり、ピーナッツなど、ふりかけと米ぬかを1対1、等量にまぜた米ぬかふりかけはイケる! お湯を注いでスープにしてもおいしい。
米ぬかおはぎ、みそ汁
米ぬかに砂糖をまぶしてアンコの代わりにした米ぬかのおはぎ、みそ汁に大さじ1杯の米ぬかを入れてみる。
●米ぬか美容法
肌が乾燥してかゆくてしかたないという方に。
使い古した手ぬぐいで作った20cm×30cmくらいの布袋に米ぬかを入れ、それをお風呂に入れお湯を沸かします。とぎ汁みたいになったお風呂につかれば肌はしっとり。同じように作った米ぬかを入れた小さな布袋で、石けんも使わず体を洗います。石けんで体を洗ったときのようなつっぱり感もなく、肌もすべすべ。
「米ぬか+自然塩」でお肌ツルツル!
米ぬか3合に自然塩を盃で2杯(アトピー性の人は1杯)まぜて、顔から手足、身体まで洗ってみてください。
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