やさいデータベース Yasai Database
前へ  次へ  一覧に戻る
やさい
  
 しいたけ
タイトル 風邪のウィルスを抑え、コレステロールを低下させる!
内  容

■古い医書にも残される薬効
明時代の医書「日用本書」には、「椎茸は気を益し、飢えず、風を治し、血を破る」と書かれているそうです。
「風」は風邪を示し、「血を破る」は血の流れをよくするという意味があります。
今から20数年前、椎茸の二本鎖リボ核酸がインフルエンザウィルスの増殖を抑えること、エリタデニンという物質がコレステロールを低下させることが明らかになり、古い医書に残された言い伝えの正しさが科学的に証明されました。

■保存方法
軸を上に胞子が落ちないようにポリ袋に並べる様に密封して冷蔵庫に。
根元を切り落としパットに並べ冷凍も可、凍ったまま洗えばすぐ使えるます。


■原木栽培だからひと味ちがう
佐野さんは原木栽培です。原木の準備は、11月頃から始まり、年内には準備を終えて、1月から植菌作業を始めます。
原木は、福島県産のコナラで、廃木したものはハウスの暖房用の薪として使われます。
年間を通して収穫するために、菌の性質・種類を使い分け、日々気温・天候を考慮しながら「発生時期」の温度管理・水分調整をします。
早い物は半年、遅い物だと2年近くで収穫する菌もあるそうです。
最近よく見かける中国産きのこは、産地が奥地なため、表面を天日で乾燥させて防腐剤を使用、船便で1ヶ月くらいかかって、日本に到着しているそうです。

前へ  次へ