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 トマト
タイトル みずみずしいトマト、でも、雨が大嫌い!
内  容
トマト ミニトマト

トマトは雨が大嫌い
トマトの原産地は南米アンデスの高冷地、じめじめした湿気や寒さが苦手です。
そこで雨避けハウスで栽培し、泥の跳ね返りによる病気の発生などを防ぎます。

栽培のポイント
トマト栽培は水分管理がキーです。
潅水しすぎてもダメなので、どこまで水分を少なくして栽培できるかは、トマト自体の力が大切になり、そのため根の張り方が重要になってきます。

トマトの実は同じ方を向いている…
最初のつぼみが付いた後、葉が3枚でると花がつきます。葉と葉、葉と花が90度ずれながら茎のまわりにつきます。


どうして、ホルモン剤を使うの?
一般のトマト栽培では殺虫剤や殺菌剤などの農薬を使うほかに、ホルモン剤の使用があたりまえになっています。
ホルモン剤には色々な種類がありますが、人工的にホルモンを与えること(=ホルモン処理)により、トマトが元来持っているホルモンによる生育作用を補ってやり、収量を確保する目的で使われます。

「有機農産物」のトマト
ポラン広場の「有機農業の基準」では、「ホルモン剤」の使用を禁止としました。しかし、ホルモン処理なしでは収穫量の減少が見込まれ、ホルモン処理なしでの栽培技術の確立と、収穫量に見合った価格などが課題でした。
ホルモン処理に変わり、「マルハナバチ」の導入などにより、ホルモン処理をしない栽培技術も確立されつつあり、現在は多くの生産者が取り組んでいます。

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