やさいデータベース Yasai Database
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やさい
  
 人参
タイトル カロチンの名は、「キャロット」に由来
内  容

      違いが分かります。
      子どもたちには今一つ人気がないけれど、ポランの野菜で一番ほめられる野菜です。
      曰く、「甘い」「香りが違う」etc.
      生で食べると味の違いが良くわかります。

      緑黄色野菜で唯一の根菜です
      オレンジ色の色素はカロチンで体内でビタミンAに変わります。
      緑黄色野菜の中でもカロチン含有量はトップクラスです。
      約50g食べれば、成人に必要な量のビタミンAがカバーできます。
      カロチンの名も英語のキャロットに由来しています。
      カロチンは油に溶けやすい物質です。バターや油といっしょに調理すると、カロチンの吸収作用が促進されます。
      きんぴらや精進揚げなどは理にかなった料理なのです。

      皮はむかない!
      表面のうすい幕のような皮。
      だから、よく洗えばそれで十分です。
      人参の美味しさは皮の付近と言われていますし、カロチンも皮の近くに多く含まれると言います。
      たわしで土を洗い落とせばすぐ使えます。

      保存は
      春から夏場は、気温の変化が激しく常温での保管には向きません。
      一度人参を洗って、紙に包んでからポリ袋に入れて冷蔵庫に保存すると、ほどよい水分を保つことが出来ます。

      来歴
      アフガニスタン原産で、その後イラン・近東を経て、ヨーロッパや中国に伝えられました。
      江戸時代に日本に伝わり、明治以降本格的につくられるようになりました。

      セリ科の仲間です
      品種は三寸人参、五寸人参など。
      短いのはヨーロッパが原産の西洋系、長いのはアフガニスタンが原産の東洋系です。

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