内 容 |
■原産国は中央アジア
日本にも古い時代に伝わり、記紀などにも記載が見られます。
長い間薬用として栽培されていましたが、第二次大戦後に、香辛料として家庭でも使うようになりました。
■特徴
独特の香りの香辛野菜です。
抗菌作用、食物の保存に効果があります。
また、強壮・強精・整腸・解毒作用・冷え症や貧血にも効果があります。
肉や魚と一緒に食べるとタンパク質を凝固させて消化をよくし、胃腸にも良く働きます。
但し、生で食べ過ぎると胃腸障害をおこしますので、無茶な食べ方はしないようにして下さい。
■保存方法
ネットなどに入れて、風通しのよいところに置いて下さい。
■栽培方法
播種の約2ヶ月前に堆肥を畑に入れ、秋の彼岸過ぎに、種にんにくを播種。
11月初め、霜がきつくなる前に手取り除草。11月は雨が多く、カラスの害も出ます。
3月末に、手取り除草。この時期、水はけが悪いと「春ぐされ」がでやすくなります。
5月初めに最後の手取り除草、7月に入り収穫、乾燥。
乾燥は、収穫後の傷みを防ぐ為、熱風乾燥します。
一般栽培だと、収穫直前に消毒(切った根や茎からの傷みが入るのを防ぐ)するので、自然乾燥もできます。
■産地では
近年中国からの輸入が増え、一大産地の青森全体でも、栽培面積が減少しています。
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