やさいデータベース Yasai Database
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やさい
  
 八つ頭
タイトル 親芋も小芋も食べます。
内  容

サトイモの仲間は、株の中心に大きな親芋があり、その脇から小芋や孫芋が出てきます。
他の里芋(石川早生や土垂)が小芋を食べるのに対し、八つ頭は親芋も小芋も食べます。
親芋の肥大が早めに止まり、小芋の肥大が早いため、親芋と小芋が分かれずに、結合して不整形な塊になります。

水分が少なく粉質で、澱粉含有量高く、里芋の中でも味が良く、含め煮などの煮物にし、お節料理として欠かせないものです。

料理のコツ
里芋の仲間を料理するとき、「アクを取るために1度ゆでこぼす」ように書いて有る料理の本を見かけますが、あのヌメリはムチンという酵素で肝臓の解毒作用を助ける働きがあります。

水洗いをして皮をむいてその後は洗わずふきんでよくふいて、味の付いた煮汁でいきなり煮てしまう方が、芋の味が楽しめます。


保存法
寒さに非常に弱いため、新聞紙などに包み暖かい場所に保管して下さい。

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