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たまねぎ 葉たまねぎ
玉ねぎはユリ科の仲間。ねぎと同じです。
ペルシャが原産で、明治のはじめごろ東京と札幌で栽培されはじめました。
6000年前の昔からエジプトでは栽培されており、「神菜」として尊ばれていたといわれ、ペルシアやインドの更紗の美しい金色や褐色の染めに薄皮が用いられたと言われて、いまでも、染色に使われています。
玉ねぎを切ると、目がいたくなって涙が出るのは?
硫化アリルという成分のせいです。
水につけてから切るとあまり涙が出なくなります。
この硫化アリルは熱をくわえると成分の一部があまくなります。
カレーやシチューやハンバーグをつくるときは、玉ねぎを弱火でゆっくりいためると美味です。
オニオンスライスには
普通、水によくさらして辛味を飛ばしますが...
■新玉ねぎ
収穫後すぐに出荷され、皮は薄く柔らか。「辛みが少ない」のが特徴です
■赤玉ねぎ(紫玉ねぎ)
外観は鮮やかな紫紅色で輪切りにすると、赤い輪が表れます。
辛みや刺激臭が少なく、みずみずしいのが特徴、生食に向いています。
オニオンスライスや酢の物・あえものにお使い下さい。
保存は
玉ねぎは風通しのいい涼しいところに保管して下さい。
軒先にネット(ストッキングでも)に入れて保存できればベストです。
使いかけのものは、ラップをして冷蔵庫に。
でも新玉ねぎは風味も薄れやすく保存も利きません。出来るだけ早めに使いきるようにしましょう。
新玉ねぎのリレー
■春先は、鹿児島
9月に播種した玉ねぎは、育苗期間中が台風時期に当たります。
また、雑草取りの苦労はひとしおです。
■初夏は栃木・茨城
6月出荷の玉ねぎは、去年の9月に播種、11〜12月に定植したものです。
一年中出回っている皮がパリッとした黄タマネギは、保存性を高めるため、収穫後、風乾と言って、吊して皮を乾燥させます。
新玉ねぎは収穫後すぐに出荷されます。
普通収穫は茎が枯れて、自然倒伏してからですが、新玉ねぎは茎がまだ青い状態で切って出荷します。
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