農と食と環境を考える
「農を変えたい!3月全国集会」
自給を高め、環境を守り育てる日本農業の再構築を
来たる3月25日(土)、食と農と環境について1000人規模の集会「農を変えたい!3月全国集会」が東京・新宿区の日本青年館大ホールで開催されます
食生活や豊かな自然、健全な地域社会を支えてきた農業が衰退しつつあることに「このままではいけない、国内自給を高め、環境を守り育てる日本農業の再構築をしよう、農を変えたい!」との思いを持つ人々が集まって、2004年秋以来小さな運動は始動し、昨年春夏の「緊急全国集会、全国円卓会議」と2度の活気あふれる集会を経て、この3月には全国各地から農への思いと取り組みを持ち寄る全国集会の開催となりました
現在、実行委員会方式で全国各地のさまざまな団体、グループ、個人が参加しています
まだ小さなこの運動に「一緒に農を変えていきましょう。」と賛同して参加くださる方に呼びかけています。ぜひ、当日の参加と賛同をご検討ください
■集会の基本テーマ
・ひとりひとりの食の国内自給を高めます
・未来を担う子どもたちによりよい自然を手渡すため、日本農業を大切にします
・農業全体を「有機農業を核とした環境保全型農業」に転換するように取り組みます
・食料自給・農業保全」が世界のルールになるよう取り組みます
・食文化を継承する「地産地消」の実践を進めます
・新たに農業に取り組む人たちのための条件整備を進めます
<3月集会・日本農業を崩壊から救いたい> |
中島紀一 (茨城大学農学部教授 日本有機農業学会会長
) |
1985年プラザ合意、1995年WTOの発足によるグローバリズム、地球規模での市場原理主義の濁流のなかで、日本農業はいま音をたてて崩れつつあります。全国の農家数(販売農家)は1990年297万戸から2005年195万戸へと15年で102万戸も減少してしまいました。減少のスピードは過激に加速されつつあります。3月集会にかける思いの第一は、こうした日本農業崩壊の危機に歯止めをかけたいと言うことです。思いの第二は、こうした危機を直視するなかから新しい農業の創造を果たしたいということです。
3月集会に結集する熱い思いの和が新しい農業づくりを加速させることを期待しています
■集会の概要
日時:2006年3月25日(土) 受付開始 10:30〜
場所:日本青年館大ホール(JR中央・総武線各駅停車 千駄ヶ谷駅徒歩9分 信濃町駅徒歩9分)
参加費:集会 1,000円 懇親会 5,000円
主催:3月全国集会実行委員会
賛同団体・個人、実行委員名の内訳などの詳細は
「農を変えたい!3月全国集会」公式ホームページをご覧ください
■お問合せ・賛同のお申込み…この集会の趣旨に賛同される団体・個人の方は、ぜひお申し込みください
3月全国集会事務局 (担当:吉野) TEL&FAX 052-782-2847
MAIL uketuke@3gatu.net |