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日時 |
7月21日(土) 自然学校10周年特別企画"前夜祭" 夕方〜
両日とも雨天決行
7月22日(日) "トマト祭り" 10:30〜15:00頃(10:00受付開始) |
場所 |
POD要ファーム
茨城県行方(なめがた)市行戸(ゆくど)377-6 |
交通 |
[自家用車]常磐自動車道土浦北ICまたは東関東自動車道潮来ICから約40分
(現地集合・現地解散)
[チャーターバス]7月22日 7:00JR立川駅北口高島屋デパート前集合
(小学生以上3,700円/参加費込み) |
参加費 |
小学生以上 … 500円 (昼食代・保険料含む) |
服装 |
動きやすい服装 |
持ち物 |
着替え(作業で濡れることがあります)、帽子、タオル、軍手、敷物、昼食用食器・お箸、日焼け止めなど |
申込み |
店舗ご利用のお客様 … ご利用各店舗までご連絡ください
ポラン広場の宅配会員の方 … 電話、FAX、e-mail等で会員窓口にご連絡ください |
お問合せ |
ポラン広場東京事務局 担当:佐藤
〒198-0052 東京都青梅市長淵4-393-11
0428-24-9700
0428-25-1880
info.02.pod@polano.org |
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「触れる・遊ぶ・あじわう・まじわる・まなぶ」をキーワードに、開始から今年で10周年を迎えたPOD要ファームの自然学校。それを記念してトマト祭りに先立ち前夜祭が開催されました
当日は朝から雨模様でテントの設営も危ぶまれましたが、前夜祭の始まる夕方になると小雨に変わり、参加者が持参したテントを張って、まるで要ファームがキャンプ場のようになりました。広い要ファームの敷地をのんびりと散策したり、案山子(かかし)づくりやバーベキュー、生産者たちとの交流会など、のどかでなごやかな要ファームの夜を過ごしました |
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水田で栽培している稲を鳥から守ってくれる案山子作りに挑戦!竹、稲わら、ひも、古着などを使って家族ごとに一体づつ作っていきます。子どものためにはじめた大人たちも、作りだすと面白くなってきた様子でした。また、子どもたちは案山子に着せる洋服を、ダンボールに入ったたくさんある洋服の中からどれにしようか真剣な表情で選んでいました。40分位すると、ニカーッと歯をみせて笑っていたり、上半身がふっくらしていたり、ほっそりしていたりとそれぞれ個性豊かな案山子が出来あがりました |
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近くの温泉でさっぱり汗を流した後、要ファームの作業場でバーベキュー&交流会が行われました。バーベキューは、POD要ファームにあるおんらがハム工房で作られるロングウインナーやソーセージ、ハム工房で使用している地元の豚肉、要ファームの人参、玉ねぎ、なす、キャベツ、リーフレタス、原木生椎茸、とうもろこし、野菜たっぷりの焼きそばなど、肉もとれたて野菜も食べ放題。思う存分、皆で味わいました
参加者や、POD要ファームの磯山代表のあいさつ、生産者の野村栄重さん、熱田幸一さん、有馬信さんらの紹介がありました。参加者の紹介では、「ウチの子どもは野菜が大好きなんです」という有機野菜の美味しさを知っている家庭ならではの話が、多く聞かれました
夜になると雨も止んで子どもたちは花火を楽しみ、大人たちは有機生産物や日本の農の未来について語り合う人、アフリカの民族楽器や周囲にあったものを楽器に見立てて音楽を奏でる人、各々自由に要ファームの夜を満喫していました |
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早朝から降り続いていた雨も、トマト祭りの開始時刻になるとほとんどやんで、気温もさほど上がらず過ごしやすい1日となりました。消費者、生産者、スタッフ約100名が集まり、POD要ファームの磯山代表のあいさつとともに自然学校夏編・トマト祭りの始まりです |
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前夜祭でつくった案山子を抱えて、青々とした竹が風になびき鳥のさえずりが聞こえる道を歩いて、消費者体験田に移動。5月にみんなで苗を植えた田んぼの草取りをします。春に15cmほどだった稲の苗が、大人の腰くらいの背丈に成長していました
今年は雑草取りのプロ・合鴨たちを体験田に入れる時期が遅かったため、雑草がずいぶん生えていました。草を取り足で踏み込んでいきますが、田植えの時よりぬかるんでいる足元は、ちょっと油断するとひっくり返りそうになり、思うように足を前に出せません。さらに腰をかがめての作業は、想像以上に大変な労働です。「除草剤を使わないでお米をつくってくれてる農家の人に、感謝!」と参加者 |
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お昼のメニュー
要ファームの有機野菜で
・野菜たっぷりカレーライス
・野菜サラダ
・じゃが芋の揚げ煮
・おんらがロングウィンナー
・漬物
・かきもち
・10周年記念黒米入り赤飯おにぎり |
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体験田の草取り作業で汗を流した後はおまちかね、昼食の時間です。トマト、じゃが芋、人参など要ファームの有機野菜をたっぷり使ったカレー、トマトや長芋サラダ、じゃが芋の揚げ煮、平飼い卵のゆでたまご、手づくりかきもち等々、どれも素材の新鮮さと生産者の愛情が伝わる品々が並びました。自然学校10周年を記念して、要ファームの磯山裕子さんが朝早くから作った赤飯おにぎりもありました
また、要ファーム農業実習生の黄淑娟さん、王玲さんが、大判で平らの「にら餅」という餃子作りを実演。南部地粉と水、塩を使って見事な手さばきで素早く生地をこね、細い麺棒で次々に皮を作っていく様子に一同感心し、「わたしもやってみたい」と子どもたちも挑戦していました
食事のあとは、北浦童太鼓保存会による演奏があり、幼稚園生から高校生まで地元の14人の子どもたちが迫力のある伝統芸能を披露してくれました。底から湧き上がるように響いてきて、からだとこころを揺さぶる和太鼓の演奏に、小さな子どもたちもじっと聞き入っていました |
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午後はすっかり雨もやんで、雨避けビニールハウスの中は真夏の気温でした。要ファームのトマトは、トマト苗の定植後、水やりをせずに厳しく育てられています。水をやらないことで、地中により深く長い根を張らせ、茎や葉からも空気中の水分を吸収させます。そうしてトマトの生命力を最大限に発揮させ、健康で美味しいトマトができあがります。また、土の表面に水分がないため、人が動くと黄土色の土ぼこりが立ちこめていました。大玉トマトは完熟まで6,7分目のものが中心でしたが、ミニトマトは真っ赤に色づき今が食べ頃。ミニトマトをどんどん口に入れていく子どもや「小粒は甘さが凝縮してるよ。この苗のトマトがすごく美味しい!」微妙に違うトマトの食べくらべを愉しむ人も見受けられました |
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体験田での草取り、お疲れ様でした。最後にしたスイカ割りやスイカの味は夏の思い出のひとつになりましたか?採れたてトマトや、お土産の辛味大根、じゃがいも、赤飯おにぎり、かきもちetc.はいかがでしたか?みなさん愉しんでいただけましたでしょうか。自然環境に恵まれたここPOD要ファームで、触れ、たのしみ、味わい、まじわって体験することで自然から学びとってもらいたい、と願って続けてきた自然学校。10年を迎え、毎回参加の方も増えて、みなさんともより近づけたように思います。9月16日(日)、"稲刈り収穫祭"でまたお会いしましょう |
POD要ファーム 代表 磯山茂男 |
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