ストーリー:1996年、田代陽子は北海道新得町で開催された、第1回「SHINTOKU 空想の森映画祭」で初めてドキュメンタリー映画と出会う。彼女はそこで農業に従事する人々と出会い、カメラを回し始める。そこには障がいを持つ人や社会になじめない人とともに生きていこうとする農場“新得共働学舎”で、赤ちゃん連れで野菜作りをする山田聡美の姿もあった
イベント その2 新得町の物産品の展示・即売会も予定しています
「空想の森」はどんな映画なのか この映画は、言葉で表しにくい映画です。 日々の暮らしの中には、言葉にしてしまうと陳腐になってしまうような感情があります 私たち撮影隊が、被写体の人たちと向き合い、映画にすくいとったものは、土の上で働く人の姿。子どもと接する親の姿。日々の食卓での家族の姿。農場で大勢の人たちが共に暮らす姿。農場の動物たち、野菜たち。一年に一度のお祭りに集う人たちの姿 日々の何でもない日常が妙に愛おしく、夢中で撮影してすくいとった新得で暮らす人たちの物語です 映画をつくることで、つくり手の私たちと被写体の人たちが、共有した小さなドラマがこの映画にはちりばめられています 【登場人物】 ・山田聡美さん 大阪出身。 15年ほど前、自分探しの旅をしていた時、新得共働学舎と出会い、メンバーになりました。ここで自分のやりたいことに出会いました。それが野菜づくりでした。2002年に山田憲一さんと結婚して、2年後、女の子を産みました。子育てをしながら、共働学舎の人たちと野菜づくりに取り組んでいます ・山田憲一さん 神奈川県出身。新得町の牧場で働いています。音楽が好きで、仲間と新得バンドというバンドを結成して音楽を楽しんでいます ・新得共働学舎 1978年に宮嶋望さんが、心や身体に障がいを持つ人たち、社会に馴染めない人たちと共に生きていける場所をつくろうと立ち上げた農場です。一頭の牛からミルクをしぼることからはじめて、今では本場ヨーロッパも認めるほどのナチュラルチーズをつくっています。現在50人ほどの人たちが、農場の内外で、それぞれができる仕事をして、共に暮らしています ・宮下喜夫さん 京都出身。1978年に京都から新得町の新内(にいない)に入植しました。離農した農家の家にそのまま今も住んでいます。共働学舎と同じ年に入植した縁もあり、お互い助け合いながら暮らしてきました。妻の文代さんと二人で、機械をなるべく使わず、農業を営んでいます ・宮下文代さん 神戸出身。入植した新得で夫の喜夫さんと農業を営みながら、3人の子供を育てました
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