トークに先立ってされたことについてご説明をお願いします
AVEDA:黒岩
「アースデイ月間の一つとして、Walk for Water(水のために歩く)を120人で開催しました。代々木公園周辺を、「地球上で7人に1人がきれいな水にアクセスできない」というメッセージを記載したTシャツを身につけて歩き、水の大切さを伝えました」
ポラン広場東京とアヴェダが出会ったきっかけは?
ポラン広場東京:佐藤
「アースデイ東京事務局からの紹介でしたが、以前から注目していました。水と人の暮らしとの関係は、水田の稲作を考えてもらうと良くわかります。下流の水を農薬や化学肥料で汚したくないとの思いをきっかけにして、有機農業に転換される方が大勢います。アヴェダのオーガニックへの取組みと製造販売が自然に結びついているところ、原料を生産される製造者との関係、使用されるサロンの方との関係が、パートナーシップという考え方に基づいていることに、とても共感を覚えました。また、ポラン広場東京の生産者、製造者、流通、販売、消費のネットワークの考え方に相通ずるものを感じました」
AVEDA:黒岩
「パートナーシップの部分で共感するところがあるのはうれしいですね。有機農業を応援しているし、世界中の小さな農家さんに有機農業に変えていただくサポートもしています。それがもっともっと広がって行けば良いなと感じています」
アースデイでの取組みは?
ポラン広場東京:佐藤
「ファーマーズガーデンでは、生産者が自分たちで作った生産物を持って参加しています。どんな風に考えて、どんな風に作っているのか、ぜひ知ってほしいと思います。また、田んぼで稲を植えてみようというイベントを企画しています。案内を置いていますので、ぜひお立ち寄りください」
AVEDA:黒岩
「ファーマーズガーデンの中のブースで、「きれいな水を、すべての命に」をテーマに啓蒙活動を行っています。なぜアヴェダが化粧品メーカーなのに有機農業を推進しているのかなどを詳しく書いたパンフレットや、ヘアケアのサンプル、アロマも用意しています。毎日の生活を、気持ち良くオーガニックにシフトしていただけたら良いと思います」
最後にメッセージをお願いします
ポラン広場東京:佐藤
「国産の野菜や米がどんな風に作られているか、もう少し知ってほしい、考えてほしいと思います。日本の単位面積あたりの農薬使用量は、世界の中で最も多いのが現状です。アースデイは、農業を志す人と、それを教えてくれる人の出会いの場にもなっています。実際にアースデイでの出会いがきっかけで、出店された生産者の元で研修し、独立して有機農業を始めたという人が来ています。どうぞ声をかけてください」
AVEDA:黒岩
「ここにいらっしゃるというだけで、意識はみなさん高いのかなと思います。お一人お一人が、ちょっとしたことを生活の中で変えるだけで、大きな動きになります。きれいな水を飲めない、6km歩いて20kgの水を得るという人たちに比べたら、私たちは恵まれています。一つのことでいいので、少しずつ変えていくきっかけになればと思います」
小さなことの積み重ねが大きな流れになって、少しずつ地球は良くなっていくのではないでしょうか。今日はありがとうございました

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