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ラパンノワールくろうさぎのパン作り体験教室
日時 2011年06月17日(金)
10:00〜15:00頃まで(09:45集合/現地集合・解散)
場所 ラパンノワールくろうさぎ店内
埼玉県秩父市野坂町1-18-12
(駐車場は限りがありますのでお問合せください)
西武鉄道「西武秩父駅」下車徒歩4分
定員 大人15名 *幼児をお連れの方はご相談ください
(定員を超えた場合は抽選になります。締切後に結果をお知らせします)
締切 5/31(火)
講師 ラパンノワールくろうさぎ 新井孝男さん
持ち物 三角巾(バンダナ)、エプロン、手拭い
参加費 参加費 3,600円(お持ち帰りのパン・昼食・お茶・保険料込み)
当日会場受付にてお支払いください
お申込み どなたでも参加できます。下記のポラン広場東京事務局にご連絡ください
*イベント保険に加入しますので、参加者全員のお名前、住所、電話番号、年齢をお知らせください
お問合せ NPO法人 ポラン広場東京 事務局
0428-22-6821(受付時間平日09:00〜17:00)
0428-78-3739
office@polano.org
  
当日の内容
 
     
  国産小麦と自家培養天然酵母を使って焼き上げる、老若男女に楽しまれるパンと焼き菓子のお店、ラパンノワールくろうさぎでパン作り体験教室が開催されました
当日は梅雨時期らしい小雨の振る中、ポラン広場の宅配会員の方、ポラン広場東京販売グループの店舗をご利用の方、インターネットでイヴェントを知った方などにお集まりいただきました
みなさんパン作りに関心があり、くろうさぎスタッフへ次々と質問をされたり、参加者同士でもパン作りの情報交換をしたりと、和気あいあいとした雰囲気の中でイヴェントが行われました
 
  
体験
       
  店名にもなっているくろうさぎの置物が色々なところに配置された店内は、窓も大きく小雨の降る日でも明るい、居心地のよい空間でした
はじめに、今回の講師の新井孝男さんからくろうさぎスタッフの山田ナオミさん、山田阿満さん、アシスタントの安岡晴奈さんの紹介があり、早速パン作り体験の始まりです。参加者のみなさんと店舗から工房に向かいました。工房にはパン作りの道具の数々が限られたスペースをうまく使い並んでいました
 
       
       
  まずは仕込んでおいたカンパーニュの生地を分割するデモンストレーション。新井さんが決めた生地重量で次々と生地を切り出していきます。分割を終えたカンパーニュの生地を休ませている間に、ベーコンエピの成型をしました。エピはフランス語で麦の穂の意味。パン生地にハサミを入れて、左右交互に振ることで麦の穂の形にします。皆さん恐る恐るハサミを入れながらも、上手に形を作っていきます
 
       
       
  次は休ませていたカンパーニュの生地を丸い形に成型する体験です。はじめに新井さんが見本を見せ、コツや注意点を教えてくれました。簡単そうに新井さんがやっている作業も、ひとつひとつに意味があり、その手順の無駄を省いていくと、流れるような手さばきになるんだなと感じました。参加者の皆さんも新井さんに質問をしながら上手にお土産になるパンを成型していました。セサミブレッドの成型も行いました。成型している間も生地は醗酵を続けています。パンは生き物なので手早くやることが大切だと教わりました
 
       
  その後ピタ、バケット、ノアレザンの成型など次々と分割成型をくり返し、一つのパンの生地を休ませている間に他のパンの分割をしたりと、緻密に立てられたスケジュールでパン作りは進められました。普段のパンを焼く量はもっと多いので、スケジュールをしっかりと立てることが大切だと話していました。
パン作りの途中で、先にオーブンに入っていた焼き立てのクロワッサンを工房内で頂きました。香ばしく、外はパリパリ、中はふっくらのクロワッサンを食べて、みなさん口をそろえて「美味しい!」と感激していました。スタッフの方も上手に焼けたね。と話していました
 
       
  全てのパンの成型を終えたら、生地を休ませている間に休憩スペースに戻り、新井さんからレシピの説明を受けました。ホワイトボードがなかったので、ダンボールの切れ端を使ってレシピ表を書いていたのも、良い意味で肩の力の抜けた、くろうさぎの自然な空気感を垣間見れるようでした
カンパーニュのレシピを教えてもらいました。くろうさぎのレシピは粉1kgに対して、種がいくつといったレシピではなく、粉の重量100%に対して材料が何パーセントかの「ベーカーズパーセント」のレシピを採用していると説明してくれました。種に含まれる水分量や粉の量も把握できるため、人に教える時にもより正確に伝えることが出来るそうです。教えて頂いたカンパーニュの生地でノアレザンも作れるそうです。レシピを見てやるにしても、沢山作り、上手くいったなと思えばそのレシピで続けるといいし、失敗したらなんでかな?と考える。一番上手くなる方法はくり返し数をこなすことだと話していました
 
       
  その後、工房に戻り休ませていたノアレザンの生地にクープという切れ目を入れる作業をしました。オーソドックスな十字や、木の葉をかたどったものなど、様々な模様があるようです。これはヨーロッパで昔、個人宅に窯を持つことが出来なかった時代に、修道院などが所有する窯で各家庭のパンを焼くときに、どれが自分のパンか分るよう、家紋のようなものとして印されていたそうです。みなさん思い思いのクープを入れて、焼き上がりを楽しみにしていました
 
       
  その間にも次々とオーブンからパンが焼きあがってきます。美味しそうな香りと美しい見た目で、みなさん焼きたてのパンを写真に撮っていました。焼きたてのパンは生地がパキパキと鳴っていて、耳を澄ませて聞いていたら、新井さんが「この音はフランスでは「パンが歌っている」と表現されています。」と教えてくれました。新井さんはパンの作り方以外にも、そのパンが作られ、食べられてきた地域の背景や歴史を盛り込みながら分りやすく話をして下さったので、パンの食文化や天然酵母に対する捉え方など理解が深まったのではないでしょうか
 
     
ランチ
       
  焼き上がったパンは切り分けられ、バスケット一杯に盛り付けて、各テーブルへ運ばれます。厨房からはきれいに盛り付けられた料理のプレートが運ばれ、お待ちかねの昼食の時間です。マクロビオティックをされている方向けのメニューもあり、山田さんからそれぞれの料理で使っている野菜や調理法などを紹介して頂きました  
       
 


 

<当日のメニュー
・ 焼きたてパン
 (カンパーニュ、ノアレザン、フランスパン、全粒粉のピタ、リスティック、バゲット、セサミブレッド)
・ 地元秩父の鶏肉を使ったチキンソーセージ
  (マクロビオティックメニューは農薬不使用のブロッコリーとタヒニ、インゲンの味噌ディップソース)
・ 農薬不使用の野菜サラダ
・ ひよこ豆のペースト
・ オーガニックトマトとレンズ豆のスープ

ランチスペースからはおいしさを表現する、ため息のような声や、感激の声があがっていました。美味しい料理とお代わり自由のパンをたっぷりと味わい大満足です

 
       
       
  食事中にも新井さんへの質問が出たり、参加者同士が話され、ゆっくりと和やかに時間が過ぎていきました
昼食をとっている間に全てのパンが焼きあがり、粗熱をとったところでお土産のパンを袋詰めしました。みなさん自分でつけたクープを探し、思い通りの仕上がりに喜ばれていました。成型をしたカンパーニュ、ノアレザン、セサミブレッドのお土産のほか、くろうさぎ特製のトートバッグも頂き、みなさん大感激!自分で成型したくろうさぎのパンを嬉しそうに特製のトートバッグに入れていました
 
   
  最後にお店の前で記念撮影をして解散です。お土産を手にみなさん満足気です
新井さんから沢山の話を聞き、焼きたてのパンと美味しい料理を食べて、ゆったりとした時間を過ごし、自分で成型したパンをお土産に持ち帰る。充実感のあるイヴェントになりました。参加者のみなさん、くろうさぎの皆さん、ありがとうございました!
 
     
参加者からの感想
 
  • 遠路はるばる来たかいがありました!!フランスのパンの話などたくさんのお話も聞け楽しかったです。お昼に頂いたパンは種類も多く量もたっぷりでおいしかったです。お野菜などの味つけ盛りつけ等参考になりました。お休みの日を使っての教室、ありがとうございました。(AM)
  • たくさんの種類を紹介していただき、とても充実していました。工程もよく分かり、自分でも、作れそうです。ランチもおいしく、全種類試食できて大満足です。ありがとうございました。また、パンの講習をやってほしいです。あと、腸詰め、薫製とかあれば、参加してみたいと思います。(AK)
  • 本などで見ながらパン作りをしていますが、種のやわらかさや自分で作っているのとなにがちがうのかなど、いろいろ気づきがありました。来てよかったです。ありがとうございます。食事もすごくおいしかったです。(MS)
  • 毎日、パンは焼いているが、改めてパンの存在を考えさせられ、勉強になりました。"くろうさぎ"さんの存在も明確なモットーを持ち続けている姿勢が社会の中で先端の位置付けであると思います。これからも支持させて頂きます(RH)
  • パン作りは全く始めてのことだったのですが、パン作りの現場に踏み込めて、すごく親しみがわきました。パン生地が想像していた以上にやわらかかったことが驚きでした!少人数でゆっくりと体験したり、お話をきくことができたので嬉しかったです。今日にありがとうございました!(SM)
 
  この他にも皆さんからたくさんの感想を頂きました。ありがとうございました!  
  
講師紹介
 
画像左から
新井孝男さん、山田ナオミさん
山田阿満さん
  新井孝男さん
1991(平成3)年、奄美大島で卸しと通販のパン工房を創立。その後1999(平成11)年、生れ故郷の秩父に戻り、天然酵母パンと焼き菓子の店「ラパンノワールくろうさぎ」を創業。シンプルで飽きない、毎日食べられる【地粉パン】、皮が固いけれど、味わい深い【ノアレザン】、レーズンパンコンテストでグランプリ受賞の【うずまきゴマレーズン】、菓子パンの中で一番人気の高い【胡桃満月】(こちらはくるみパンコンテストでグランプリ受賞)など人気商品多数。「固くて酸っぱいという自家培養天然酵母パンのイメージを壊していきたい、食べた方に喜んでいただけ、パンを通してコミュニケーションが始まる、幸せなパン屋であり続けたい」と思っています
 
  
ラパンノワール くろうさぎ
 

西武鉄道「西武秩父駅」
下車徒歩4分

*駅前ロータリーを出て国道140号を右折。右側にくろうさぎの看板がある交差点を右折すると到着
   
 

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