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手作りソーセージ教室
日時

2011年07月02日(土) 13:00〜16:00頃まで

場所 横浜市神奈川地区センター 2F料理室
神奈川県横浜市神奈川区神奈川本町8-1  現地集合・解散
定員 20名 (定員になり次第締切ります)
講師 神奈川県立保健福祉大学 河原芳和先生、株式会社湘南ぴゅあ 平井みねよさん他
持ち物 三角巾(バンダナ)、エプロン、手拭き、あれば小さなクーラーバッグ(持ち帰り用)
参加費 大人:3,000円(中学生以上)
子供:1,000円(小学生)
材料費:1,000円(出来上がり量450g前後の材料1セット分)
当日会場受付にてお支払いください(大人・子供とも保険料含む)
お申込み どなたでも参加できます。下記のポラン広場東京事務局にご連絡ください(イベント保険に加入しますので、参加者全員のお名前、住所、電話番号、年齢をお知らせください)
お問合せ NPO法人 ポラン広場東京 事務局
0428-22-6821(受付時間平日09:00〜17:00)
0428-78-3739
office@polano.org
  
当日の内容
  「自然との共生」「創る人と食べる人の共同」を基本理念に、神奈川県平塚市で豚の飼育から加工、精肉の流通を行っている湘南ぴゅあの平井みねよさん、阪上泉さんを講師に迎え、「手づくりソーセージ作り教室」を開催しました。さらにゲスト講師として神奈川県立保健福祉大学准教授 河原芳和先生にもおいでいただき、食の原点や、食育などのお話もしていただきました。また、同大学の栄養学科の学生のみなさんによるソーセージを使った朝食メニューのプレゼンもあり、ソーセージ作りを中心に、食育、栄養学の面からも学ぶことが出来ました  
       
  
実習
       
  はじめに、平井さんから湘南ぴゅあの取り組みについての説明がありました。「湘南ぴゅあでは、豚の飼育から加工までを一貫して行っていて、豚一頭を無駄なく、おいしく頂くことを目指しています。生き物の循環の中で私達人間は生きています。ですから、命を無駄にしてしまう、捨てる部分があるのはよくないこと。丸ごと一頭を無駄なく使い、おいしく、楽しい食事で、健康的な暮らしが出来るといいなと思っています。今日は実際にソーセージ作りを体験し、おいしく食べて、今までよりも豚肉を身近に感じてもらえたらと思っています。」  
       
       
  早速ソーセージ作りの始まりです。まずは豚肉をこねる作業。塩、洗双糖、ホワイトペッパー、メース、ナツメグのスパイスの入った袋に、ソーセージの仕上がり重量の15%に当たる氷水75ccを入れ、スパイスとよく混ぜ溶かします。それをボールに入れた豚肉425gと混ぜて耳たぶの硬さ位になるまでこねあげます。参加者の中にはバジルを持ってきてオリジナルのソーセージ作りを楽しんでいる方もいました。豚肉をこねる時には氷水を使うので参加者からは「手が冷たくなっちゃった!」と声が上がっていました。氷水を使うのには理由があります。添加物を使わずに豚肉に粘りをだし食感よく仕上げるために、塩に反応することで粘りがでる、豚肉に含まれるミオシンという成分を使うのですが、ミオシンは熱に弱いので、氷水を使って冷やすことでミオシンの成分を壊さないようにしています  
       
       
       
  豚肉が練りあがったら羊腸へ詰めていきます。専用の器具に豚肉を詰め、器具の先端に水に浸しておいた羊腸を差し込んでいきます。薄い羊腸の取り扱いは難しそうでしたが、講師の丁寧な説明でみなさん上手にセットをしていました。ソーセージの搾り出しは慣れれば一人で出来るようですが、今回は二人で協力して搾り出しました。一人が豚肉を押し出し、もう一人がそれに合わせて羊腸を引っ張ります。押し出すタイミングに合わせて羊腸を引っ張ると、ソーセージがどんどん出来上がっていきます。途中でタイミングがずれると、羊腸が破れてしまったり、切れてしまったりと難しい作業でしたが、講師や学生のみなさんのお手伝いで、皆さん上手にソーセージを作っていました  
       
  搾り出しが終わった器具に残った豚肉も無駄にはしません。きれいに取り出し、集めてミートボールにしました。腸に詰めた豚肉と、丸めた豚肉の食感の違いが楽しみです  
       
       
  次はソーセージの成型です。はじめに阪上さんから説明がありました。「長いソーセージの真ん中を左手のひとさし指にかけ、右のソーセージを左のソーセージの上に交差します。交差点を右手の親指と人差し指でつぶし、右手はそのままに左手を返します。出来上がった輪の中に片方を通して、成型の出来上がり。これを数回繰り返します。」手馴れた阪上さんの作業を見ていると簡単そうですが、慣れるまではややこしい作業でした。それでも皆さんすぐにコツをつかんで、思い思いの長さでお土産用のソーセージを成型していました。多少破れても、茹でれば大丈夫とも話していました  
        
試食
       
       
  きれいに手を洗い、テーブルを片付けて、阪上さんが試食用に作ったソーセージを入れたスープを食べました。出来立ての生ソーセージは弾力があり、スープにもいいダシが出ていて、湘南ぴゅあのソーセージとポランの野菜を使ったスープをみなさんお代わりをしていました。「おいし〜い!」「家でも作ってみます!」などなど、食事中にも湘南ぴゅあの講師を囲み、参加者の方たちはお話を楽しんでいました。平井さんは「ドライフルーツやくるみを入れてもおいしいソーセージになりますよ。」と話していました  
       
  食事も一段落したところで、神奈川県立保健福祉大学准教授 河原芳和先生から「お肉を食べながら考えてほしいこと」を主題にお話を伺いました。先生と湘南ぴゅあとは、加工品のレシピの開発や、微生物や乳酸菌を使った豚の飼料の研究などで連携をとっているそうです。生態系の循環の中で生まれる食べもののこと、その自然環境や生態系の大切さ、日本型食生活にあった肉のとり方、肉の旨みを使って野菜をおいしく食べる方法、栄養学的に見た肉の理想的なとり方などの話を伺いました。参加者のみなさんもメモをとりながら、真剣に聞き入っていました  
       
  その後、河原さんの紹介を受け、大学生のみなさんのソーセージを使った朝食メニューの提案がありました。手書きのイラストで描かれた朝食はどれもおいしそうで、栄養バランスの考えられたものでした。洋食だけでなく、和食のメニュー提案もあり、参加者のみなさんも参考になったのではないでしょうか  
   
  最後に教室で記念撮影をし、冷蔵庫に入れておいたお土産用のソーセージを持って、解散です。豚を育てている生産者のお話を聞きながら、実際に自分で豚肉を加工して、出来たての味を味わったことで、皆さん湘南ぴゅあの考え方や、豚肉を身近に感じることが出来たのではないでしょうか。お子さん連れの参加者の方が「子どもに食べものがどうやって出来ているのかを見せたかったのでよかった。」と話されていたことが印象的でした。参加者のみなさん、湘南ぴゅあ、河原先生と学生のみなさん、ありがとうございました!  
     
参加者からの感想
 
  • とても楽しい時間でした。ソーセージ作りを通して、それに関連するぶた肉のこと、エコのこと、食育のこと学ばせていただきました
  • 大変雰囲気のよい会で満足しています。程よい食育のお話との組み合わせで大変時間を有効に過ごせたな…という満足感をいただきました。ありがとうございました。
  • 久しぶりにソーセージを作れて楽しかったです。また、地域の方々と交流をもてたことも良かったです。ありがとうございました。
  • みなさんのように、何か入れるものを持ってくれば良かったなぁと思いました。楽しかったです。
  • 大きな機械がなくても、家庭で簡単にソーセージを作ることができると分かりました!とても楽しかったです。家でも作ってみたいと思いました。
  • 簡単な方法のソーセージ作りで、楽しくできたので良かったと思います。ドライフルーツを入れてもいい、とのことだったので試してみたいと思いました。
 
  この他にも当日参加者の皆さんにはアンケートにご協力いただき誠にありがとうございました  
     
湘南ぴゅあ とは
    神奈川県平塚市にある『湘南ぴゅあ』は、「遺伝子組換えでない飼料」「抗生物質をできるだけ使わない」「生産者の顔が見え、その素が明らか」の3つの基準をクリアした【ぴゅあポーク】【宮城田園ポーク】をはじめ、【青森短角和牛】、【富士山ゆうゆう鶏】、【無添加ハム・ソーセージ】などの精肉と加工肉の全般を販売しています。また、自然環境を守り、有機農畜産業の発展を目指す生産者同士が品質を保証する、有機食品の国際産地直送システムから生まれた、オーガニック生ハム【イベリコ・デ・ベジョータ】も販売しています
安全で美味しい『湘南ぴゅあ』の商品をぜひ、ポラン広場の宅配、ポラン広場東京のお店でお試しください
 
  
横浜市神奈川地区センター
   
 

<電車>
JR線「東神奈川駅」下車徒歩6分
京浜急行線「仲木戸駅」下車徒歩6分
東急東横線「反町駅」下車徒歩12分
<車>
近隣の有料駐車場をご利用ください

 
 

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