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多摩川源流の里山 自然体験@五日市・養沢
日   時

2013年6月29日(土) 11:00〜16:00頃 雨天決行(プログラム変更あり)

場   所 東京都あきるの市養沢地区(多摩川の支流・秋川流域)
【集合】 あきる野ふるさと工房 (あきる野市乙津671)10:30 受付開始
≪車での参加≫ 五日市街道〜檜原街道 JR武蔵五日市駅前から約5Km 8分
≪電車・バスでの参加≫ JR五日市線(終点)・武蔵五日市駅下車
[乗換案内]1) 09:09 JR新宿駅発 特別快速青梅行〜拝島駅乗換〜10:11武蔵五日市駅着
[乗換案内]2) 09:16 JR新宿駅発 快速青梅行〜拝島駅乗換〜10:29武蔵五日市駅着
五日市駅前から西東京バス 数馬(桧原方面)行 荷田子バス停下車徒歩3分
定員 30〜50名程度
参加費 小学生以上1名500円 (未就学児無料)
服装 動きやすい服装・靴、帽子など日除け
持ち物 昼食および食器(汁物などは主催者が用意します)、タオル、軍手(有れば)、雨具、レジャーシートなど敷物。川遊びをする場合はサンダルや着替え
共催 養沢地区活性化委員会/NPO法人ポラン広場東京
お問合せ NPO法人ポラン広場東京 事務局 (担当:桑畑)
〒198-0023 東京都青梅市長渕 4-393-11  (受付時間平日09:00〜17:00)
0428-22-6821
office@polano.org

2013年度第一回のポラン広場東京の自然学校は、多摩川源流の里山での自然体験・交流イベント
森・里山・渓流の景観を活かした地域の活性化に住民が主体的に取り組む東京あきる野市養沢地区を訪ね、植樹・景観/果樹園(ブルーベリーなど)/ホタル再生などの取組み現地の見学と交流を行ないました

 

関東地方は梅雨の真っ最中。前日まで雨が心配されましたが、カラっとした好天に恵まれて、「あきる野ふるさと工房」に全員集合です。午前11時。開催の挨拶の後、まずは地元あきる野の伝統工芸「軍道紙」についての説明を伺いました

 
       
       
 

軍道紙とは、江戸初期からこの地域でつくられてきた和紙の名前。地元で栽培された楮(こうぞ)を原料に、障子紙や薬袋のほか、強さとしなやかさが求められる雨合羽や、お茶を焙る「焙炉(ほいろ)」などにも使われたそうです。都の無形文化財に指定され、現在は「軍道紙保存会」の皆さんが楮の栽培から和紙にするまでを行い、技能の継承に努めています

多摩川の支流、秋川渓谷と呼ばれるこのあたり、かつては一帯がモミジなどの広葉樹の山だったそうです。落葉がもたらす山の栄養成分が川の生き物を育み、豊かな生態系を生み出します。その輝きが初夏の風物詩となるホタルも生態系の一員。秋川の源流であるここ養沢地区では、そのホタルの棲む養沢川の水を守る3つの部会活動−ホタル部会、果樹園部会、植樹・景観部会−を進めています
和紙のお話のあとは養沢川に移動です。ここは残念なことに戦後の拡大造林で山から川すそにかけて一帯がスギ林なので、これをもっとホタルの棲みやすい環境にしようと、現在、景観部会の皆さんで植樹が進められています。そこで植樹のお手伝いです。土止めと肥料成分を兼ねた腐葉土を堀って袋に詰め、2mほどに育ったもみじと桂の苗ともども、丸木橋を渡って植樹予定の渓流の洲に手渡しリレーで運びます。シャベルとつるはしを使って穴を掘り、植えた木の種類はモミジ、カツラなど全部で30本ほどを、約1時間かけて植樹しました

 
       
       
       
       
       
       
       
 

ひと汗かいたあとの昼食は、持参のお弁当の他に、名物の「だんべぇ汁」がふるまわれました。味噌仕立ての汁に豚肉と野菜、小麦粉を練ったおだんごも入ってボリューム一杯。「うまいだんべぇー!」とこの名がついたとか。食事をしながらホタルの生態についてのお話も。ホタル部会では、針葉樹の山では川の栄養が貧弱で、ホタルのエサとなるカワニナも増えない。ということで、キャベツなどをエサにカワニナを増やし川に還す活動を進めているそうです

   
       
  食後の締めくくりはこんにゃくの試食が待っていました。活性化委員会長を務める森屋一穂さんのお店・池谷に移動し、人気の「一穂のこんにゃく」をいただきました。冷たいもの、煮込んだもの含めたくさんのバラエティーがあって、食後なのにいくらでも食べられ、かえってお腹スッキリの大満足。全員無事に、全行程を終了しました  
       
 

自然学校@五日市・養沢、第1回目は約4時間の散策体験コースとして無事終了しました。今後は紙漉きやこんにゃく作りなど、体験メニューを充実させたりと、より身近な自然学校となるよう、回を重ねていきたいと思います。参加された皆さん、お疲れ様でした!

 
《プログラム・タイムテーブル 》
10:30〜 受付開始
11:00〜12:30  養沢川(北秋川)沿いに遡上し 植樹/果樹/ホタル各スポットの紹介・見学
12:30〜14:00 昼食・交流 あきる野市自然休養村・養沢センター(あきる野市養沢290-1)
14:00〜 養沢地区活性化委員会の取組紹介・見学(2)
  小宮ふるさと自然体験学校見学〜一穂のこんにゃく等の地域特産品・施設見学や直売〜「軍道紙(ぐんどうがみ)の家」見学
16:00頃 現地解散(あきる野ふるさと工房)
   
【オプション】
  ・木質バイオマスボイラー利用の「秋川渓谷 瀬音の湯」入浴
  ・ホタル観賞 
時間のある方は夕暮れまで近隣でのんびり過ごし、昼の現地見学の際に地元の方に教わったホタル観賞スポットへ。6月下旬は養沢にホタルが最も盛んに舞う時期です
《養沢地区活性化委員会とは?》
地域の活性化に森・里山・渓流の景観を活かすことを掲げて住民が主体的に活動しています。地域住民へのアンケート調査を基に植樹・景観、果樹園、ホタルの各部会をつくり、針葉樹林の間伐、地拵え、植樹、下草刈など、様々な取組みを行なっています
2009年11月には農林水産振興財団の協力を得て、ツツジやモミジなど約1,000本の植樹を行ないました
活性化委員会 会長の森屋一穂さんは、東京都無形文化財 軍道紙保存会副会長を兼任。NPO法人ポラン広場東京の生産者会員で、有機こんにゃくなど「一穂のこんにゃく」を製造する有限会社池谷の代表
    <お問合せ>
NPO法人 ポラン広場東京事務局
(受付時間平日09:00〜17:00)
〒198-0023 東京都青梅市長渕 4-393-11
0428-22-6821
office@polano.org
 
 瀬音の湯周辺地図
 
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