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ポラン広場東京の自然学校 3 有機とうもろこし収穫体験@清里ファーム
日   時

2013年9月8日(日) 11:30〜14:00頃 (受付開始11:00〜)

場   所 清里ファーム 有機とうもろこし畑
集合:清里中央オートキャンプ場 山梨県北杜市高根町浅川水頭152-1
参加費 小学生以上1名1,000円(イベント保険料含む)
※当日現地受付にてお支払い。現地で食べる分は無料、お持ち帰りは有料
服装 汚れても良い、動きやすい服装(長袖が適しています)・靴、帽子など日除け
持ち物 昼食の主食と飲み物、食器(コーンスープ等を主催者が用意)、タオル、軍手、とうもろこしを入れる袋、雨具、レジャーシートなど敷物、虫除け、日焼止め等
主催 NPO法人ポラン広場東京
お申込み 案内チラシ配布の店舗、ポラン広場の宅配窓口、またはポラン広場東京事務局にお申込みください
※イベント保険に加入しますので参加者全員のお名前、住所、電話番号、年齢をお知らせください
お問合せ NPO法人ポラン広場東京 事務局 (担当:桑畑)
〒198-0023 東京都青梅市長渕 4-393-11  (受付時間平日09:00〜17:00)
0428-22-6821
office@polano.org

当日の模様
 

今年3回目のポラン広場東京の「自然学校」は、山梨県北杜市・清里高原での有機とうもろこし収穫体験。 前回2011年の収穫体験が台風12号上陸により中止になったため、2009年8月以来4年ぶりの開催になりました。清里ファームは、高原野菜で名高く、キャベツ、レタス、いんげん、そして7月下旬から9月までは、おいしい有機とうもろこしでおなじみの産地です
台風の影響も残る秋雨前線が停滞気味で、当日は降ったりやんだりの雨模様にもかかわらず、各地から集まってくださった皆さんは完全装備で準備ばんたん。色とりどりの雨具のせいか、気持ちも軽やかに開会のあいさつと説明を受けて、畑に移動。畑ではまず、今回収穫するトウモロコシをつくってくれた小林力さん(清里ファーム代表)からレクチャーを受けました

 
       
       
 

「トウモロコシは、化学肥料を使えば2本採れるけど、有機栽培では1本だけを残して育てるんです。そのかわり、ほらね?」
ポキン!と折り採って差し出されたトウモロコシは、外皮をはぐと黄金色。灰色の空の下で鮮やかに輝いています。実の入り具合も上から下までみっちり。品種はその名も「ゴールドラッシュ」。見るからにおいしそうじゃないですか!
小林さんがつくるトウモロコシは、1本に栄養が集中するようにと、夏の間、手間を惜しまず間引きをして、有機肥料で農薬も使わずじっくりと、冷涼な気候の助けを借りて育てます。鶏糞を燃やしてつくった灰、隕石を粉砕した粉など、工夫を重ねた肥料のお話も出て、「どこにも負けないヨ!」と誇らしげな小林さん
こんなに立派なトウモロコシならと、雨でも気合が入って収穫スタート。トウモロコシの草丈は大人の背ほどで、畑に入れば埋もれてしまいます。根元近くには大きく育ったトウモロコシが1本1本実っていました
ほとんどの方がいの一番に恒例の「生で丸かじり」を体験。畑の中で姿は見えませんが、そこここから「甘ーい」「おいしい」の歓声が響きます。夏の日差しを浴びて、空気と水から生まれたトウモロコシのピュアな甘さが体に吸収されていく感覚。丸かじりこそがトウモロコシ収穫体験の醍醐味ですね
このころには雨足も強くなっていましたが、皆さん時間も忘れたように収穫していました。この日はなんと1家族平均で約20本もの収穫をして、体験を終了しました

 
       
       
       
       
 

昼食会場の興民館(こうみんかん)では、それぞれ持参のお弁当に、生産者手づくりの料理が並び、地元の北杜市明野から、野菜生産者の立野健さんも駆けつけて、参加者・生産者とも一緒のテーブルで和気あいあいのお昼ごはん
人気の筆頭はもちろんトウモロコシ。炭火で皮ごと焼いた焼きモロコシは、キャンプ場の管理人もこなす有機生産者、平良次男さん作。焦げた外皮で守られた中身が蒸し焼きのようになるので、残る焦げ目が香ばしい一品です。定番の茹でトウモロコシも、茹で加減、塩加減ともにバツグン。そして平良さん差し入れのコーンスープは、新鮮なトウモロコシと、地元清里の牛乳をふんだんに使い、味付けは塩コショウだけという、これも高原ならではの豊かな風味で、どのテーブルもおかわり続出でした

 
       
       
 

お腹も一杯になり、人ごこちもついたところで、小林さんからお話をうかがいました
「とうもろこしには自信があるけれど、有機農業を10年やっていても、天候にはかなわない。温暖化に竜巻突風、いろんなことがあります。涼しい清里も、昔は真夏の平均気温は28度と言われていたのが、今年は32度まで上がっちゃったんですよ。そんな暑さも半年が勝負。春の種まきは5月から。すると出荷が7月下旬。10月下旬には早くも紅葉が始まるんです。トウモロコシは寒さに弱いので10月初めには終了。大根やキャベツも11月いっぱい。12月にはマイナス5度6度になって店じまいです……」
そんな小林さんが暮らす清里は、もともとは八ヶ岳の山麓に広がる原野でした。開拓がはじまったのは昭和になってから。その第1号として1934(昭和9)年にこの土地に入植したのが小林さんのおじいさんだったそうです
その4年後には、東京の奥多摩湖(小河内ダム)の開発で沈んでいく村を追われた方々と合流。以来みんなで共に原野を開墾し、学校を造り、村を建設してきたのです。故郷を追われた方々の悲哀は当時、東海林太郎の「湖底の故郷」に唄われ、大きな共感を呼んだそうです
興民館という施設の名前も、本来は公民館とするところを、開拓者の支援に尽力した安池興男氏の名前から名づけられたとのことでした

 
       
 

食事をいただきながら、有機トウモロコシのおいしさに舌鼓、そして心温まる小林さんのお話。雨で冷えた体も温って、気持ちもほっこり打ち解けたころ、外は雨が上がったようでした。最後にみんなで記念写真をパチリ。八ヶ岳山麓の有機農業が健やかに発展することを祈って、みんな笑顔で解散しました

 
 

 
 

 

 
 

お天気には恵まれませんでしたが、小林さんの生産するとうもろこしのおいしさに家族でびっくりし、楽しみました。
また、清里開拓のお話、たいへん興味深かったです。
これからも、おいしい農産物の生産、頑張ってください。楽しみにしています。 (R・K)

 
《プログラム・タイムテーブル 》 雨天決行(天候によりプログラム変更あり)
11:00〜 受付開始
11:30〜12:30  開会 有機とうもろこし収穫体験
12:30〜14:00 昼食・交流 生産者紹介
14:00頃 現地解散
 
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