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山口県"上関町の「原発建設計画中止!」を求める署名"
 にご協力ください
2009年06月24日
NPO法人ポラン広場東京 事務局
【祝島びわ茶】【祝島ひじき】【寒干大根】でおなじみの祝島産直グループから、呼びかけがありました下記の趣意書と署名用紙をご覧の上、趣旨に賛同いただける方は、署名にご協力ください

提出期限 2009年09月10日(木)
ポラン広場東京事務局で集約し、祝島島民の会(祝島産直グループ)に送ります
上関町の「原発建設計画中止!」を求める署名(趣意書)
山口県上関町に中国電力による「原発建設計画」が持ち上がって以降、28年が経過します。この長きに渡って地元上関町町民は、いわゆる推進派と反対派に二分され、町内の人間関係はズタズタとなって現在を迎えています。
上関原発建設計画は、2001年に国の電源開発基本計画に組み入れがされ、昨年には建設予定地の「埋め立て許可」が出されるなど、一見して建設に向けて着実に進んでいるかのように見えます。しかしそうではありません。地元住民の安心や暮らしへの保障は全く理解を得ていないばかりか数々の問題点を残したまま、国や中国電力によって強行されようとしています。

柏崎刈羽原発事故で証明された耐震性に関する疑念や石川志賀原発での臨界事故や事故隠しの事業者の体質などから原発に対する安全や信頼が大きく揺らいでいます。ひとたび事故を起こせば想定外の大惨事を引き起こす可能性を持つ原発は、例え、CO2対策や電力供給上有効だとしてもその選択肢から除くべきものであり、上関原発計画は中止すべきです。

また、埋め立て予定地は瀬戸内海国立公園に含まれており、貴重かつ希少な生物が多く生息している生態系豊かな「生き物の宝庫」と評価されている海域です。埋め立てが行われればこのかけがえのない生態系が失われるのは確実です。貴重かつ希少な生物の生息環境を維持することを求めます。

何より海を隔てて4kmの対岸にある祝島は、周辺海域を重要な漁場としており、埋め立てが行われれば今でも厳しい営漁生活に更に大打撃をこうむり、生活をすることができなくなります。だからこそ、原発計画浮上以来おおかたの島民が28年間もの長きにわたり、命と生活を守るため一切の妥協なく計画に体を張って反対し続けています。原発は祝島島民の生きる権利を奪うものです。

まだ間に合います。上関原発計画は止めることができます。今回実施するこの署名を大きな力に変えていきます。多くの皆さんの署名を得て、その願いを国や事業者にしっかりと伝え、「上関原発建設計画中止」に結び付けます。
署名用紙 (.pdf)
オーガニックショーポラン広場2009の"脱原発ゾーン"で写真・パネル展示や特産品の販売を行ったり、リレートークで地元の現状とこれからについて話してくれた「祝島島民の会」や「長島の自然を守る会」も呼びかけ団体です
署名呼びかけリーフレットもご覧下さい

リーフレット・表
 (.jpg)  リーフレット・中面 (.jpg)
お問合せ
NPO法人ポラン広場東京 事務局 (佐藤)
0428-22-6821
office@polano.org
STOP!上関原発! (別窓で) more »
 
祝島島民の会(祝島産直グループ)より署名のお礼と経過報告
(2009/09/25更新)
9月10日から中国電力が行なおうとした「上関原発予定地埋立のための灯浮標の海上搬出」は、島民の会等の阻止行動により14日間に渡り完全にストップしました
島民の会からの9月14日付呼びかけ文と、9月24日付の経過報告とお礼のメッセージをご紹介します
報告にあるとおり「全国署名」は今後も継続します。ポラン広場東京事務局または島民の会宛にお送りください

祝島島民の会からの呼びかけとお願い


瀬戸内に残された豊かな海が、今、原発のために埋め立てられようとしています。
1982年に山口県の上関町に原発建設計画が持ち上がってから、地元住民は賛否の対立に苦しんできました。
28年たった今でも未だに続いています。
そして原発予定地の対岸わずか3.5kmに浮かぶ祝島では、住民の9割が計画に反対し続けてきました。

原発建設予定地周辺は豊かな漁場であると同時に、小型の鯨のスナメリが群れをなして泳ぎ、天然記念物のカンムリウミスズメの生息が確認されるなど、希少な動植物の宝庫でもあります。

しかし昨年山口県は、原子炉設置許可申請すら出されていない状況にもかかわらず海の埋め立ての許可を出してしまいました。
そして今、中国電力は原発建設予定地の目前に住む祝島の島民に対する説明も対話もないまま、海の埋め立てと原発の建設を強行しようとしています。
私たちは自分たち自身の命や生活を守るために、生活の糧である美しい海や豊かな自然を守るために、中国電力の埋め立ての強行に抗議しています。

祝島島民の会では9/10から12までの三日間、埋め立て工事の先鞭となる大型浮標(ブイ)の搬出を阻止するため、平生町の田名埠頭で阻止行動を続けてきました。
この3日間で延べ漁船80隻以上、陸上からも500人以上の人たちが阻止行動に参加しました。

そしてまた本日9/14も、海上では漁船約30隻が、陸上では県内外からの応援に駆けつけてくれた人たちも含め100人以上が阻止行動を行っています。

祝島島民の会ではホームページ(http://shimabito.net/)や当blog(http://blog.shimabito.net/)も開設していますが、多くの島民が阻止行動に参加しているためリアルタイムで現地の様子をお伝えできません。

現地の状況はRadioActive(http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/)に特に詳しく紹介されていますので、ぜひご覧ください。

祝島島民は、特に今回の埋め立て工事の強行に対しては、地元の反対の声を無視して埋め立ての許可を出した山口県と、その許可をたてに反対意見を「一部の声」として力で押しつぶそうとし、祝島をはじめとした地元住民の27年以上に及ぶ思いを理解しようとする態度すら見せない中国電力に対しての怒りや憤りを強く感じています。

山口県は埋め立ての許可を出す際に、中国電力に対して地元住民や県民の理解を得る努力を尽くすことを要請してますが、それが果たされていないことは現地の状況をみれば明らかです。

どうか山口県や中国電力に対して「地元住民の理解を得ていない埋め立て工事は中止するべきだ」という抗議の声を届けてください。
疑問があれば問い合わせをして彼らの姿勢を質してください。

そしてこの呼びかけを多くの方々につないでください。
どうかご協力をお願いします。

2009年9月14日
上関原発を建てさせない祝島島民の会
 


祝島島民の会より 報告とお礼


9/10から始まった中国電力による上関原発計画にかかる海の埋め立て工事、その嚆矢となる灯浮標の海上搬出の阻止行動も、9/24で12日目となりました。
この間、祝島からは延べで漁船250隻以上、陸上の座り込みには500名以上が阻止行動に参加しました。
島外からの参加者を含めると1000人以上になります。

上関原発:祝島の人々の闘い(動画集)
http://www.youtube.com/view_play_list?p=2F848AE098E9ABED
埋め立て阻止行動 動画集 2009/9/10〜9/22
http://shimabito.net/siryou%20200909100922.htm

中国電力は、船上で阻止行動をしていた人たちによると、現場の社員が9/10からの最初の三日間は下記のようなことを祝島の人たちに言ってきたそうです。(要約している部分もあります)
・「海を埋め立てても原発ができても海はいっさい汚れない、温排水からも放射能は一切出ない」
 (後に「放射能は少しは出るようです。小さな嘘でした」とも発言)
・「一次産業や二次産業だけでやっていけないでしょう」
・「原発ができたらあなたたちの子供や孫も原発で働ける」
・「祝島の反対運動のリーダーは大嘘つきの独裁者だ」
 (翌日に「大嘘つきは言い過ぎました。大は取ります」と言ったそうです。信じ難いですが事実のようです)
・(漁師にむかって)「あなたたちの中にも帰りたい人はいるでしょう」
 (即座に漁師から「ふざけたこと言うな!わしらを馬鹿にしてるのか!」と声が飛びました)

これら一連の発言が上関町議会や山口県への申し入れ等で明らかにされ、町や県に挑発的な発言は慎むよう指導されると、今度は一転して決まった言葉以外は全くしゃべらなくなってしまいました。
「工事への理解と協力をお願いします」と言葉だけは丁寧に、1時間に1度程度ただ繰り返すだけで、

「あなた方がこれまで言ってきたこと(最初の三日間の中国電力社員の発言)についてちゃんと説明をしてください」
「海のおかげで生きている私たちが、どうして海を壊すような工事に協力しないといけないんですか」
「何日も同じことを繰り返して言ってるだけじゃ理解も協力もできません。ちゃんと自分の言葉で話してください」
「原発ができて事故が起きたら離島の私たちはどうやって逃げたらいいんですか。教えてください」

そういった祝島の人からの問いかけや質問には一切答えることはありませんでした。

しかし、この間の中国電力側の発言や祝島側の発言、また阻止行動の現地の様子は、現地に張り付いて撮影されていた鎌仲ひとみ監督がDVDにまとめて早い時期に世に出すとのことです。

一方、この間の祝島の漁師や農家、島のお母さんたちも仕事がいっさいできず、厳しい状況になってきました。
そのため、祝島島民の会としては島の人たちの生活を壊さないよう、中国電力への阻止行動や抗議行動自体は形を変えながら続けていきますが、今のような形での阻止行動は9/21でいったん区切りをつけることを全員集会で決定しました。

現在は、海上では上関町の近隣の自治体や、山口県内外に住む若者たちが編成したシーカヤック隊を中心に阻止行動が続けられ、陸上では同様に祝島以外の上関町の人たちや近隣の町の人たち、山口県内外の方たちが応援をしており、祝島はサポートにまわっています。
彼らが、上関原発計画に反対しているのは決して祝島だけではない、一部の人間だけではないことを、体を張って証明してくれています。

初めてシーカヤック隊が中心となった阻止行動を行った9/22には、中国電力は前日と一転して初期の高圧的で恫喝的な態度を復活させて危険な行為を繰り返し、推進派の漁師がシーカヤックを転覆させかねない行為を繰り返しましたが、シーカヤック隊は動じず、途中から祝島の漁船も駆け付け、作業は中止になりました。

そして翌日9/23には現場に姿すら見せずに作業を中止し、本日9/24も同様の状況で、午前9時半には作業の中止を宣言したようです。

島民の会では今後の方針として、中国電力への抗議はもちろんですが、地元住民の反対意見を無視して海の埋め立ての免許を出し、今回の件でも責任を他者に押し付けて傍観している山口県と、無責任な二井山口県知事の法的、道義的な責任を追及し、同時に私たちの強い思いを伝えていくことを決定しました。
(すでに祝島島民の会では山口県相手に埋め立て免許の取り消しを求める訴訟を提訴しています)

まずは9/30(水)の山口県議会で今回の件が取り上げられるとのことですので、祝島からも傍聴に行くことを決定しています。
お時間のある方は当日はぜひ山口県庁までお越しください。

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埋め立ての免許を出した際の山口県知事記者会見(平成20年10月22日)
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/interview/081022.html
その際に出された山口県から中国電力への要請文(PDFファイル)
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/interview/081022/apd1_4_2008021023214613.pdf

今回の阻止行動を受けての山口県知事知事記者会見(平成21年9月15日)
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/interview/new.html

山口県知事への意見表明、抗議先は下記になりますので、ぜひ多くの皆様方のご協力をお願いします。
メール(山口県ホームページ「知事への提言箱」)
https://cgi01.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/chiji-teigen/3teigen.htm
TEL 083-933-2570
FAX 083-933-2599
--------------------------------------

今回の件について様々な形で協力、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
時間はかかると思いますが、後日、きちんとお礼と報告をさせていただきます。

またお問い合わせの多かった全国署名の件ですが、最終締め切りを来年3月末として、今後も継続していきます。
どうか期限の9/15、また経産省への提出・申し入れの10/2以降もご協力をお願いしたいと思います。

上関原発問題について、今回の出来事について、ぜひ多くの皆様にお伝えください。
そして皆様の地元の、またこの件に関心を持っていただけそうな国会議員等へのロビイングや働きかけもぜひお願いいたします。

取り急ぎ、簡単ですが現地からの報告と感謝の気持ち、そしてお願いをお伝えしたいと思います。

 
2009年9月24日
上関原発を建てさせない祝島島民の会
iwaishima@gmail.com
FAX 0820-66-2110
〒742-1401 山口県熊毛郡上関町祝島218
祝島島民の会ホームページ
http://shimabito.net/
祝島島民の会blog
http://blog.shimabito.net/
 
 
 
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