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ネットワーキング
 
震災下を共に生きる生産・製造・流通・販売・消費者の対話集会
2012/01/10 (2012/02/14更新)
NPO法人ポラン広場東京
日時 2012年02月11日(土)  13:00 〜 17:30
場所

早稲田奉仕園6AB会議室 (日本基督教会館6階)
〒135-0022 東京都新宿区西早稲田2-3-1
03-3205-5411

参加費 無料 〔交流会費:2,000円〕
定員 50名
主催 NPO法人ポラン広場東京 (コーディネーター:佐藤昌紀)
共催 アースデイ東京アースダイアログ・プロジェクト
申込問合せ NPO法人ポラン広場東京 事務局
〒198-0023 東京都青梅市長渕 4-393-11  (受付時間平日09:00〜17:00)
0428-22-6821
office@polano.org
 
プログラム
第一部 13:00〜15:00  講演
1) 澤井 正子さん (NPO法人 原子力資料情報室)
2) 塙 章さん (株式会社 同位体研究所代表)
3) 谷 洋一さん (水俣病被害者互助会事務局長/熊本・グリーンネット結代表)
第二部 15:15〜16:15  リレートーク
第三部 16:30〜17:30  生産・製造・流通・販売・消費者によるダイアログ(対話)
ファシリテーター:佐藤昌紀
交流会 17:30〜19:00 交流会
 
開会の挨拶
本日は、お忙しいなかを (参加された方によっては「極寒」の中、豪雪の中を) 沢山の皆さまにお集まりいただきありがとうございます。お集まりの方は、有機生産物の生産製造流通販売消費に関わる方々と当会がネットワーキングする方々で約40名です
震災11ヶ月を迎え、この間皆様にはご苦労や辛い思いをされた方々が多くいらっしゃることと思います。自然災害に加えての人災「フクシマ原発震災」が、希望をもって復興に歩もうとする道を大変に困難なものにしています。特に、幼い命と接する方、病気治療をされている方や看護されている方などの心配とそしてその克服はたいへんに辛いことかと思います……
さてここに本日、東日本大震災とフクシマ原発震災下に (それは「眼の前に暗闇がすべり墜ちた@原民喜・夏の花」ような状況ですが) 立ち上がり一歩も退かないで、集まり、これまでを振り返りながら、それぞれの状況の報告や取組みを参加する皆で共有し、これからについて考える「生産・製造・流通・販売・消費者による対話集会」を開催いたします
プログラムは、都内・原子力資料情報室の澤井さん、横浜・放射性物質検査分析の専門機関・同位体研究所の塙さん、熊本・津奈木甘夏生産者の会・グリーンネット結代表で水俣病被害者互助会事務局長の谷さんにお願いしました講演とポラン広場東京に関係される各地生産・製造者からの報告、そして参加者全員による対話の3部構成で行いますので、よろしくお願いいたします
ポラン広場東京 代表理事  神足義博
第一部 講演
1) 澤井 正子さん (NPO法人 原子力資料情報室) 
「福島原発震災 起こった事・明らかになった事、核の無い社会へ向かって」
http://cnic.jp/

2) 塙 章さん (株式会社 同位体研究所代表) 
「食品等の放射性物質検査の基礎と実際、同位体研究所・福島の取り組み」
http://www.isotope.sc/

3) 谷 洋一さん (水俣病被害者互助会事務局長/熊本・グリーンネット結代表)
「水俣病と福島原発事故…国策による被害拡大 水俣の教訓をどう福島に活かすか」

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当日配布資料  (23.5KB)
 
第二部 リレートーク    東北・東日本はじめ各地生産・製造者からの報告

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第三部 生産・製造・流通・販売・消費者によるダイアログ(対話)
4〜5人の小グループに分かれて、一人一人がこの一年を振り返り、今とこれからについて、講演や報告で印象に残った話などについても話し合いました
       
       
       
  テーブル1
生産や小売にたずさわっているものとして放射線の影響を受け続ける日々について話題が続いた。
要ファームでは不検出の農産物でも茨城産というだけで敬遠されてしまう、遠忠食品でも東京湾でとれた海産品がやはり不検出でも売れないという現実が話された。小売店でも要ファームを中心とした農産物を主力商品として展開しているが、若いお母さんたちから「茨城産はいらないわ」と言われてしまう…。
それでも私たちは売れないと嘆くのではなく、有機農産物のいいところをもっと知ってもらって生命力溢れる農産物や海産品を食べてもらい、放射線に負けない身体づくりをしてもらえるよう働きかけていこうと話し合った。
 
  テーブル2
東京に近い産地の生産者と放射能の問題について話が集中した。
微生物が放射能を消し去っていくという内容の本が出るということ。読んでみて自分たちにできることはないか考えてみてはと話しがひろがった。
また、国の予算の使い道ももっと有効活用ができないものか、現実に稼動している原発は減っているのに、原発がないと足りないと言っている政府の根拠は?この国には不思議なことが色々あると感じた。
 
  テーブル3
消費者、生産者、小売の各々がテーブルについて3月からのそれぞれの話をした。
消費しているものとして生産者の話を聞き、きちんとつながっていくことが大切だなと思った。
 
  テーブル4
生産者、小売店、消費者とまんべんなくいる中で、小さい子供がいて心配していることを話の発端として反原発・脱原発の活動をしてみたが、これから先のことを考えると緩急をつけながら息の長い活動をしていかなければならないと思う。
脱原発のデモやパレードのあり方がチェルノブイリの頃とは様変わりしてきている。従来の形とは違う形で発展していくといいなと思った。
 
  テーブル5
消費者は引き続き安心・安全を求めているので優先順位としては、影響が無いといわれている西のもの、次に不検出のもの、それ以外のものは論外としているんだろう。現在、私の店にも南の生産地から営業が絶え間なくあるので、私の店が安心・安全を第一に売る店だったら消費者がお取り寄せをするように西からのものばかりで揃ええる事も可能だが、仕事のバックボーンとしているところが違う。生産・製造者がいることを考えて繋がりをつくり、継続していけないか地に脚を付けて考えている。西のものというのではなく、放射性物質を検査したものの結果に基づいて買っていただきたいということを発信し続けているが、なかなか伝わらないという苛立ちはある。東日本の第一次産業が失われては生活の再建は成り立たない。それを応援しながら自分たちの販売や流通を維持・継続していきたいという思いがある。そういう中でのお客様との意識の摩擦を感じてストレスのたまる一年だった。八百屋をやっている以前に自分の人生をやっているのだから、消費者とつながる中でなんとかその扉を開けていけないかと思っている。
 
 
それぞれの目標や決意について My Voice シートに書いてもらいました

交流会
  ポランの食材を使ったフィンガーフードとソフトドリンクによる軽飲食パーティーを開きました
フィンガーフードは東京都国分寺市のカフェスローの協力によるものです
乾杯の音頭は福島県いわき市、三陸水産代表の雨澤進さん
   
       
       
 
このトークイベントは、地球サミット2012(リオ+20)に向け
2011.03.11後の日本からの声を届けることを目的に各地で開催されているEarth Daialog(アースダイアログ)の一環として行われました《 地球環境基金助成事業 》
参考ウェブサイト EarthDaialog(アースダイアログ)
  地球サミット2012Japan
 
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