上関町が原発建設予定地となり、29年がたちます。2001年には国の電源開発基本計画に組み込まれ、2008年10月には建設予定地の『埋め立て免許』が出されるなど、祝島漁民の漁業補償金の受け取り拒否も無視し続けることに現されるように地元住民の合意もなく、計画は強引に推し進められようとしています。この間、中国電力は地元漁民などを嫌がらせ提訴するなど強引な動きを強めていますが、埋め立て麹においては祝島島民や若者たちの抗議・監視活動が続いており、現在約8ヶ月にわたって実質上工事がストップしています。

また、原発建設予定地は、瀬戸内海の貴重な生態系が残されていて、全国的にも大きな注目を浴びてきつつあり、祝島を「主題」とした二本の映画も全国展開を始めました。

今後、中国電力がどのような強攻策をとってくるかもわかりませんが、私たちは、自らの命と生活を守るため、また、瀬戸内海の生物多様性を守るため、全力で闘いぬく決意です。

署名へのご協力ありがとうございました！

全国各地で署名にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。なお、署名につきましては、よびかけの諸団体と協議の上、引き続き取り組むことになりました。お手数をおかけしますが、よろしければ今後ともご協力のほどお願いいたします。

なお、とりあえずの集約はCOP10開催前の9月末日を予定しています。ご署名いただいた用紙は、署名用紙の集約先もしくは祝島島民の会までお寄せいただくようお願い申し上げます。

2010年6月
上関原発を建てさせない祝島島民の会(略称：祝島島民の会)