ポラン広場東京事務局 神足義博様
早いもので、あれから8ヶ月にならんとしています。
あっと言う間に過ぎてしまいました。
お陰様で、八木澤商店のつゆたれ工場 (一関市大東町) は、11月9日に起工式をする運びになりました。(※事務局補足 その後、……)
味噌醤油工場は、陸前高田に戻って落ち着いてから建設することになります。
木桶基金のこと、感謝しております。
お知らせ頂いた桜の植樹(※) は、友人からのメールで知っていました。
佐藤一男さんは、しっかりした青年で、彼の牡蠣はとてもおいしかったのですが、今年は我慢しなくてはなりません。
彼のお父さんは、広田湾の埋め立て開発(※)を熱心に反対されたようです。
一昨日八木澤商店の有った地域の復興計画の説明会がありました。
住居を建てられるのは、5年後くらいのようです。
そうすると、私は70歳か…… ケ・セラ・セラ……
今小さな積み木の家を、九州工業大学・明治大学・中央大学の方々に作って頂いています。
タイムカプセル式に400本以上の大きな積み木に一人ひとりがメッセージを書いて、積み上げていくことをしています。
地域は瓦礫が随分片付きました。
[事務局補足]
※その後、建設資材や工賃の値上がりで起工は中止となり、設計変更からの出直しとなりました
※[10月28日 朝日新聞より] 津波の記憶、桜に託す 到達地点に1万本計画 陸前高田
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市で、津波が到達した最高地点を結びながら1万本以上の桜の木を植えていく計画が動き始めた。毎春、淡いピンクが連なる「花の警戒ライン」で震災の教訓を風化させずに後世に伝えたい。地元被災者らの思いだ。
漁師佐藤一男さん(45)ら被災者やボランティアの10人が実行委員会を作った。過去の津波の到達点を知らせる石碑が各所にあったのに、忘れられて犠牲を繰り返したことの反省が出発点だった。毎年花を見て記憶を呼び起こせるよう、桜を選んだ。佐藤さんは「津波を思い出す悲しさがあるけど、次の津波が来た時に桜より上に避難して命を守って欲しい」と願う。
津波が到達した線に沿って10メートル間隔で苗木を植える計画だ。市内で約173キロ。すべて植えれば約17,300本の桜が連なる。
※広田湾の埋め立て開発:八木澤商店先々代 河野通義氏は、数年前にお亡くなりになりましたが、「広田湾埋め立て開発に反対する会」会長で反対運動のリーダーのひとりでした
http://www.yagisawa-s.co.jp/kokoro/kouno.html
|