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  セミナー              
  六ヶ所再処理工場・原発問題 超ビギナー講座
本物の有機農業・有機農産物とは
地域の力 - 食・農・まちづくりむらづくり
 
               
  09/02/28(土) 14:00〜
六ヶ所再処理工場・原発問題 超ビギナー講座
澤井正子さん(NPO法人原子力資料情報室)
 
    ・日本の原子力発電所および核燃料施設
・電気の作り方(発電システムの違い)
・マンハッタン計画で製造され使用された原爆
・核燃料のウランの核分裂
・原爆と原子力発電は同じ仕組み
・放射性物質(=放射能)と放射線、放射線の種類
・放射能の半減期とは
・破綻している核燃料サイクル
・ 六ヶ所再処理工場の工程と危険性
 
                 
  原子力資料情報室の澤井正子さんを迎え、現在日本にある原子力発電所や核燃料施設の数、場所から、原子力発電の仕組みや使用済み燃料の再処理方法など、とてもわかりやすくお話しいただきました。実は原子力発電所と原爆とは同じ仕組みで、原発1基で広島型原爆3発分を1日で燃やしているということでした。1年で1000発分にもなる数です
当初、青森県の六ヶ所再処理工場で使用済み燃料からプルトニウムを回収し、高速増殖炉「もんじゅ」で再利用する核燃料サイクルが計画されました。しかし「もんじゅ」がナトリウム漏れ火災事故を起こし運転停止の状態となり、行き場所がなくなってしまったプルトニウムを処理するための緊急措置として、回収プルトニウムと回収ウランとを混ぜてMOX燃料とし、通常の原子力発電所で再利用するプルサーマル計画が考え出されました。こうして、事実上核燃料サイクル政策は破綻し、プルサーマル自体を目的として六ヶ所再処理工場の建設が続行され、今日に至っています。ただし、MOX燃料は通常の原子力発電所では簡単に使うことができない上、再処理によって膨大な低レベル放射性廃棄物が発生します。また、日常的に大量の放射能を大気中や海中に放出しなければ工場を運転することができないため、本格操業開始後、六ヶ所再処理工場周辺での環境汚染および人体への影響が懸念されています
今まで表に出て来なかった原子力発電の持つ根本的な問題を、聴講されたみなさんはよくご理解いただけたのではないでしょうか
 
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  09/03/01(日) 13:00〜
本物の有機農業・有機農産物とは
西村和雄さん(NPO法人有機農業技術会議代表)
 
    ・はじめに
・畜産廃棄物
・有機ってなんだろう?
・畜産廃棄物にひそむ落とし穴
・農産物の規格あるいは品格
・「食」の品格と「自分」の規格
 
                 
  二つ目のセミナーには、有機農業技術会議代表の西村和雄さんを講師として迎えました。世の中に溢れる有機農産物にはピンからキリまであると西村さんは言います。その中で、本物の有機農業と有機農産物とはなにか、本当に美味しい有機農産物とはどんな味・形をしているのかなど、お話いただきました
西村さんが有機農法普及事業として、実践講義と技術指導のために行ったヨルダンでは、オリーブの実の栽培で天敵であるミバエの被害対策に、そら豆を一緒に植えていました。その理由は、そら豆にアブラムシが発生すると、それを食べる肉食性の虫がやってきます。その肉食性の虫はアブラムシだけじゃなくミバエまでも食べてくれます。こうして農薬は使わずに病害虫の被害をなくしていく。こういうことが有機農業なのです。本当の有機農業とは、資材を使わずに自然の資源だけでどれだけ持続できるかというところにあります。このことを西村さんは「純有機農業」と表現していました(ちなみに、資材多投与型の農業のことは「メタボ農業」と表現)
また、本物の野菜を自分で見極める方法(葉色は新緑の色で決して濃くはない、切る時にバリバリ音がするほど堅いが火を通すとすぐに柔らかくなる)も教わりました。有機農産物とは、単にJASマークがついた農産物ということではありません。他人が作ったルールで判断するのではなく、自分なりの「食」の規格を作り判断する必要があるのです。そしてその第一歩は、農産物の良し悪しを自分で見分けるといった基本的なことから始まります
 
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  09/03/01(日) 15:00〜
地域の力 - 食・農・まちづくりむらづくり
大江正章さん(出版社コモンズ代表)
 
    1.人と地域が豊かになるために
・地産地消と学校給食-愛媛県今治市
・コモンズとしての都市の農 - 東京都練馬区
・商店街はまちづくりの核の一つ - 兵庫県相生市・東京都足立区
・地域自給のネットワーク - 島根県奥出雲地方
・高齢者が元気な産業型福祉 - 徳島県上勝町
2.元気な地域の共通点
3.豊かさの新たな指標を創る(試論)
 
                 
  三つ目のセミナーには、コモンズ代表の大江正章さんを講師に迎え、「地域の力―食・農・まちづくりむらづくり」というテーマでお話いただきました。人と地域が豊かになるためのまちづくり・むらづくりとはどのようなものか、いくつかの地域を事例に取り上げ紹介してもらいました
「地産地消と学校給食」の事例・愛媛県今治市では、学校給食をセンター方式から自校方式に改め、給食で使われる野菜や米、小麦などをなるべく今治市内産のものにしようと、農家に助成金を出し、学校給食用の農産物を作ってもらっています。これらは市の政策としておこなわれていて、その昔は特に農業に力を入れていた地域ではありませんでしたが、20年かけて大きく変わりました。「コモンズとしての都市の農」の事例では東京都練馬区の「体験農園」の紹介がありました。体験農園とは、ただの市民農園ではなく、農家が開園し、利用者は農家による農業指導が受けられる農園です。農家には利用料として粗収入が入り、市民は農業指導によって高い満足度を得ることができます。体験農園を通して、農家と市民には「有機関係」が結ばれ、畑(体験農園)が地域のコミュニケーションの場にもなっていると言います
これらは地元の資源を活かしそれに新たな光をあてた、地域に根ざした取り組みばかり。決して有名ではない普通の地域の元気で魅力的なまちづくり・むらづくりから、本当の豊かさとは何かを学べたのではないでしょうか
 
                 
 

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